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カテゴリ:歴史散歩
伏見稲荷大社に参拝した後、京都駅からバスに乗って松尾大社に行きました。
京都の西・西京区嵐山宮町にある神社です。 嵐山の南隣にある松尾山をご神体山としています。 上の地図で言うと、一番上に描かれているのが嵐山。 その下に描かれているのが松尾山で、白い「現在地」のところに松尾大社があります。 で、その松尾大社の全景が次の絵です。 松尾大社の案内板。 正式には「まつのおたいしゃ」と読むようですが、一般的には「まつおたいしゃ」と呼んでいますね。 御祭神はオオヤマクイとイチキシマヒメ。 イチキシマヒメはスサノオとアマテラスの間に生まれた宗像三女神の次女です。 中津島姫、サヨリヒメとも呼ばれています。水の神です。 では、なぜオオドシの息子オオヤマクイと一緒に祀られているかというと、おそらくそれはオオヤマクイの母親だからです。 つまり、イチキシマヒメはオオドシことニギハヤヒと結婚したアメチカルミズヒメであることがわかるわけです。 オオヤマクイは鏑矢(丹塗り矢)となって松尾から桂川を下って賀茂川(鴨川)や宇治川と合流、淀川に至り、大阪・三嶋にいたミゾクイミミことタケツノミの女タマヨリビメと結婚します。 生まれた子が、鴨王こと賀茂別雷神。天日方奇日方とも呼ばれています。 賀茂川のそばの上賀茂神社のご祭神ですね。 そして上賀茂神社で、鴨王と一緒に祀られているのが神武天皇であるというのが、竹内氏の口伝です。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.14 14:44:17
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