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カテゴリ:古刹
2022/02/19/土曜日/曇り後晴ときどき
根津、谷中方面はたまに訪れるけれど、根津神社を訪ねるのはこれが初めて。 近在の方が憩い子どもたちが遊んでいる境内は良いものだ。ご由緒書きによれば日本武尊が千駄木に創祀した古社である由、まあ額面どおりとはいかないかも、だけれど。少なくとも太田道灌によって社殿が奉建されたこと、江戸時代の建造物が今もここに姿のあることは都内ではたいへん貴重。 ご祭神は須佐之男命、大山咋命、誉田別命とある。須佐之男命が祭神といえば氷川神社が連想される。また大山咋命といえば八幡神社。やはり武士の時代、武士の街の名残か江戸には須佐之男命を祀る神社が多いような気がする。 根津神社には、乙女と駒込の二つの稲荷神社が仲良く並んでいるのも珍しい。 相殿に大国主命と菅原道真とある。因みに相殿はアイドノと読み、同じお社に2柱以上の神様が祭られていることだそうです。 稲荷神社は道真公と縁が深く、太宰府天満宮の奥つきというか山よりには、ひっそりと伏見稲荷神社が分祀されていた。 天開稲荷社という。磐座のあるとても古い形式の神社だ。後継の方が居られぬように伺ったが、先代宮司は折口信夫に学んだ一期生とのことだった。貴重な話を記録も残さず聞き流すばかりで疎ましい。 根津神社の社務所では花の絵の板札が五百円だったかで用意されていてた。小さく美しいので2月の梅のお札を求め仏壇のお土産にする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.25 09:06:44
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