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2022/04/01/金曜日/やや花冷え
と、10日ほど前、桜は稲荷古墳界隈で見事に満開の頃 小田急喜多見駅から南下したところに宇奈根という地名があり、その響きが万葉的というか良いなあと以前から感じていた。狛江や砧なんぞも近い。 思い立ち散歩に出歩く。矢張り古い土地のようで円墳が住宅地にポコポコと散在しているが、先ずは土地の古い神さまにご挨拶に赴く。 氷川神社に向かうこの道、世田谷。区内には渓谷もあるしハケもあり多摩川沿いに水も豊かで小高い丘もある。独立したい気持ちの伝わる地理風景だ。 ご由緒によると、多摩川洪水で古文書が失われ詳細ははっきりしないが、740年天平の頃の創建と伝承されている。 地名が先か氏姓が先か。この地の領主は喜多見氏で元々は江戸地域開祖である江戸氏の子孫という。また、この石鳥居は1653年建立で都区内で最古の部類に入るという。 本殿も堂々として美しい出雲系。境内社に稲荷、天神、大山祇、月読、出雲、大鳥、祖霊の支社が祀られている。 これら支社の場所がいかにも特別な雰囲気を醸している。 印象深いのが社殿前左手にある立石大神。「付近から出土した石棒」との説明文だが、どう見てもこれは道祖神だと思う。だとすると支社の祖霊祀りは氷川神社よりももっと古いイワレがありそう。 祭典に、私は初耳の「アボヘボ新年行事」というのがある。元旦に授与して下さるそうで、縁があれば伺いたく思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.10 16:50:31
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