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テーマ:読書(8214)
カテゴリ:本日読了
2022/09/24/土曜日/肌寒い雨混じり
![]() 〈DATA〉 白水社 / 白水社編集部編 鴨志田聡子 ヘブライ語 星泉 チベット語 丹羽京子 ベンガル語 吉田栄人 マヤ語 青木順子 ノルウェー語 金子奈美 バスク語 福富渉 タイ語 木下眞穂 ポルトガル語 阿部賢一 チェコ語 2022年2月28日 第一刷発行 2022年5月20日 第四刷発行 〈私的読書メーター〉〈外国語が自由に使えたらどんなにか自分の小さな世界が広がるだろう。が、こんなに翻訳文学が賑わっている日本の状況ではその中のほんの少しを追いかけるだけで人生のかなりの時間を費やす。ここに登場する9人の翻訳者のみなさまには感謝しかない。自分の好奇心と好きだ!の情熱で突き進み周囲の支援やセレンディピティを取り込んでいよいよ充実した作品を結んでいく有様は、何も翻訳業に限らず。仕事と生きがいの楽しき生涯の指南書でもある。出産や夫の海外赴任と柔軟に伴走しつつ、その間『白い闇』を熟読の時間とした木下さん、ステキだなぁ。〉 バスクの段に惹かれて『アコーディオン弾きの息子』借りてきた。 3センチ越えの厚さなので通勤電車持ち込みはきつい。 かつてスペインひとり度したので、バスクに関する観光者程度の知識はあった。 むしろ当時スペインで驚いたのがカナリー人の存在。 カナリー諸島の人びとのことで、風貌もスペインの一般的な人とはどこかしら違う。そしてアトランティス陣の末裔と伺ったが、はて? オリジナル言語はあるのだろうか? また、3年前のチェコ旅行では現地に住む日本の方のガイドを半日お願いした。 その方は学生時代のフランス一年留学で仏語が不自由なく使えるようになり、自分は語学の才能高いのではと思ったという。 チェコ語が難しいと聞き、何するものぞ!と飛び込んだらこれが途方もなく困難であった、甘かったと仰る。 当地に暮らして7年だったか、ようやく悪態つけるくらいに使えるようになった、とのこと。 いやはや語学、その弛まぬ日々の努力、頭が下がります。 ところでチェコの若い女性が書いた、二つの時代の川越と渋谷を舞台にした『シブヤで目覚めて』 本誌登場の阿部賢一さん監修訳がほんと素晴らしい作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.24 11:28:09
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