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テーマ:タイ(3308)
カテゴリ:旅日記
2024/01/13/土曜日/天気予報では雪?
旅日記の私は12/31お昼前 タイ北部チェンライの一大お茶の産地で、人気プランテーションのお茶屋さんに辿り着いた。 どこまでも広いお茶園と洗練されたカフェがある。 敷地の高低差を巧みに取り入れた建物の、屋外屋内のあちらこちらで、まるで鳥たちのように、自分の好みの止まり木場所を見つける。 ここぞお茶を囀る場所、と座り待っていると間も無く選択したお茶が運ばれて来る。 ↓若い人たちはお茶系ドリンク、私共夫婦は高山茶と烏龍茶 例年の大晦日といえば、一日中台所に立ち続ける習わしが、強い日差しを避けながら、目前で摘まれたお茶をゆっくり頂けるなんて。 僥倖でございまする。 何者かのおわするや、かたじけなさに涙零るる。 ショップを覗いてみると、結構なお値段がする。 タイの普通の暮らしではかなり高額だろう。 お茶器なども扱っていて、どことなく台湾のお茶屋さんが思い出される。 台湾では阿里山、日本では宇治の滋賀県側、 お値打ちのお茶が買えるなぁ。 記念にティーバッグ1袋のみ購入、庶民の懐なり。 ここの風景が一服のお茶空間なのだ。 見渡せば欧米系はおらず。 アジアの様々な人びとがうち揃い、明るい顔でみなそれぞれにお茶を楽しんでいる。幸せだなぁ。 ↑座った場所から見えるのはバンガロー。 一棟一泊確か日本円で一万円くらい。 部屋から見えるのは茶畑とお山と空。 朝日や星空がさぞや美しいだろう。再び訪ねることがあれば泊まってみたい。 この辺りはアカ族が沢山暮らしている。 アカ族の人はクリスチャンが多いとか。 車上からも小さな村に教会を見た。 こんな所までミッションにやって来た当時の彼らの情熱をしばし考える。 幾千の言語辞典を作り、住民の病気を治癒して教化し、その土地の植物や種や文化財を収集し、地図を作り資源を記し、総本山に持ち帰る。 総本山はその情報や資源を元に大資本と結びついて巨万の富を蓄えた。 総本山に戻れなかった者は異郷で骨となったか。 そんな歴史も畳み込まれた山襞なのである。 ワットプラタートドーイトゥン は、この眺望の更に北にある。 昨夜私たちを乗せてくれたトゥクトゥクの運転手さんがチェンライに来たならぜひそこを訪ねてほしいと教えてくれたお寺。 今回は時間不足でそこまで行きつけず心残りだ。 メーンライ王国の最初、つまりタイで最初のお寺。 そこにある二つのパゴダの左にはお釈迦さまの鎖骨が納められているという。 右のパゴダにはお釈迦さまにまつわる聖遺物。 上座部仏教の人の聖地ともいえるお寺なのだ。 いつからそこに建っていたかは未だよく私自身調べていないけれど、Google情報ではほぼ紀元前後のこと述べている方も。 当時どんなルートでお釈迦さまのお骨が伝搬されたか。インドとの距離を見てみると、悟りを開かれたブッダガヤとお寺は徒歩でも24日で行ける。 インドとタイはミャンマーを挟んですぐそこ、おそらく山の民にとっては。なんだなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.13 11:44:46
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