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虎魂悼罪

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2024年02月07日
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カテゴリ:戯言
気がつけば年明けの仕事はじめから2月の7日の今日に至るまで、店の定休日にオレがきちんと休んだ日が1日しかない事に気付きました。
前回のブログ更新した日かな?

なぜ気付いたか?

部屋が散らかって…というか小次郎の毛が目立つからだ。
それまでは休みの日の午前中に掃除機をかけ床を電動モップで拭いてたわけだけど、最近は休日も何かにつけて仕事の関係で外に出かけてたり車両を配達行ったり車検に行ってたり、今日も都内の文京区まで買い取り希望のバイクを取りに行って帰宅が今である。
仕事の日は帰りが微妙に遅いので、あまり遅い時間に掃除機をかけるのも遠慮してたりするんだけど、この部屋の配置というか構造なら音はそれほど隣人に響かないかもしれない。
収納から掃除機を出す手間を省こうと、スタンド式の掃除機をリビングの隅に置いてあって、いつでも気になったときにササっとコードレスで掃除機かけられるようにしてるんだけど、寝室の方とか間に合ってない。
不思議である。家にいる時間より店にいる時間の方が長い…とまではいわないが在宅中の7割くらいは寝てるだけなのに、どうして床に埃が?
…まぁ、24時間在宅してるヤツが原因ではあるのだけど。

そんなわけで、我が家に遂にルンバを導入。

とはいえ、わざわざ買ったわけではなく、仕事で支払いなんかに使ってるビジネス用クレカのポイントが気付けばシャレにならないくらい貯まってた。
そりゃそうだ。毎月のように数十万のカード決済してりゃポイントだけで生活できる……ほどではないけど期限切れ寸前まで貯めてればルンバとかちょっとした家電がもらえてしまう。
…いかにカード会社が暴利商売かという証みたいなシステムではある。

そりゃそうだ。カード決済するだけで売上金の3%とか4%が勝手にチャリンチャリン入ってくるんだから、そりゃソフトバンクもPayPay始めるし猫も杓子もポイント還元で釣ってキャッシュレスやり始めますわ。
毎月2000万くらいの売上あるコンビニが全ての客にキャッシュレスで支払いされたら利益で40~50万は決済会社に抜かれるというシステム。

と、事業者側としては人様の上前をハネてくだけのカード会社とかキャッシュレスが大嫌いなんですが、かくいう俺もカードで支払いしてルンバ貰ってるんで文句も言えない。

ルンバ起動した瞬間、うちの小次郎がビビッて高いところから威嚇してました。
まぁ、じきに慣れるでしょう。
これからオレが留守中とかに勝手に動き出すかもしれんけど仲良くしろよ、お前の毛を掃除してくれるんだから。



で、表題の言葉ですが今は亡き立川談志の言葉です。

この前ね、ウチに来た常連さんとの会話ですが

客「この前、水曜にここの前通ったらシャッター開いててトラック停まってたけど社長仕事してたの?」

俺「あー、車検行ってましたね」

客「休みの日に休めてんの?」

俺「んー、今年は1月の半ばに1日のんびりしてましたけど」

客「一人で仕事してんのに努力家というか勤勉というか」

俺「努力ではないんですけどね。仕事と生活が一体化してるというか、毎日休みだけど仕事してるみたいな」

客「それ毎日仕事じゃん。閉店後も仕事してんでしょ?」

俺「用事ある日は休みますし。閉店時間は店が閉まる時間なんでオレが家に帰る時間は不定期です」



努力ではないと思う。
オレの中では当たり前にやるべき事をやる行為は努力とは呼ばない。
例えば野球選手が野球の練習するのは努力じゃないじゃん?野球上手くならなきゃレギュラーになれないし、上手くなきゃ試合出れずにクビになって野球できなくなるんだから。

「努力は必ず報われる」と何も考えずに口にする人がいますが、俺は嘘だと思ってる。
正しくは「報われることもあるかもしれない」の方が近い。
そして成功してる人はみんな「努力だと思ってない」が正しい。
野球選手で毎日素振り100回振る人間から見たら1000回振ってる人は努力してるように見えるんだろうけど、当の本人は「1000回くらい当たり前じゃない?」と自分で思ってるから当たり前のことをやってる意識なんじゃないかと。

結論から言えば努力が必ず報われてるケースは皆無だと思うけど、それを言ったら誰も努力をしなくなるから建前で言ってるんだろう。

厳しい言い方をするなら当たり前のことをやらない奴が言い訳に使うのに「努力」という言葉が便利なんじゃないかな。

オレの場合はやりたい仕事を一人でやりたいようにやる事で金を稼いで生活してるので、むしろ会社勤めしてた頃より努力してないしストレスも無い。
会社勤めしてた頃に休日が月に1日しかなかったら多少は疲労や重圧もあったかもしれないけど、それは他人の意思や意向が絡んでくるからだろう。
オレの中でどこか「それ当たり前じゃないぞ」みたいなことをやらなきゃいけないケースだと負担は感じるかもしれない。
ただ、大学受験を目指してる人が受験勉強するのって当たり前じゃん?それ努力じゃないよ。
例えば千葉大の医学部出て医師になりたいという受験生が1日12時間とか勉強してたとして、本人それ努力だと思ってないじゃん?自分の夢の為に当たり前だと思ってるから極論「やりたくてやってる」だと思うよ。やらないと不安だとかさ。
オレが会社勤めの頃に作業の途中で店長とかに「今月の残業時間ヤバいから仕事止めて帰れ」と言われても終わるまで残ってやってたのは努力じゃないよ。単に「終わらせないと気分が悪い」「バラしたまま一晩寝たらハーネスの取り廻しとかボルトの位置忘れるかもしれん」とか「仕事キッチリ終えて吸う一服が美味いんだ」とかオレ都合だから。

王貞治が夜中に起きだしてバット振り始めた時に、周囲は努力家だと言ってたけど本人は「振らないと寝れねーから」だったみたいな。

春先から秋にかけて、オレの店は閉店時間過ぎてもシャッター開いてたり、閉めてても俺は外に出て配送とか車両の引き上げ行ってて帰宅が遅い日が続くんだけど、夜遅くに店の前通った客が「いつも遅くまでやってるよね」と感心してるの聞きながら「いや…プロ野球のナイター中継をラジオで聞きながら仕事してるから試合途中で帰りそびれてるだけ」とはとても言えない(笑)
なので冬は若干、帰りが早い理由もじつはそこだったりする。

努力を努力だと思ってるうちは多分できてないのだ。
最初は努力から始まったことが、そのうち夢中になり没頭して時間を忘れる。これが結果として誰よりも夢中に打ち込んだ成果として結果が伴う。
いつまでたっても夢中になれない、没頭できず続ける事が苦痛だとしたら、それは本気じゃないか才能や適性がないから無駄な努力になる前にやめれば良い。

オレなんかは趣味を仕事にできた恵まれた側の人間だと思ってる。趣味が仕事なんてそんな楽な事はない。
それで食っていけてるとしたら感覚的には生涯遊んで暮らしてるようなもんだ。
もちろん、そんな楽な事ばかりじゃないし苦しい時もあったし稼げない時期も長かったんで言うほど楽じゃないけど、自分の趣味や興味の対象が仕事になってる限りは努力を要求されてないようなもんだ。
でも、趣味のままだった方が失わずに済んだモノもあるんだけどね。
プロになる前の単なるバイク好きだったころは、街中でバイク見るたびにチェックしてたし店に並んでる新型とか見るたびにドキドキしてたし毎週のように休日はツーリング行ってたけど、仕事にしてからはZを見ようがショベルを見ようがMHRの実車を見ようが「へー」程度にしか感じなくなってるので「あの頃の気持ち」はもう失ってるし。
でも食えて行けてるんだから幸せな事だと思ってる。
世の中には趣味を仕事にしても食えてない人はたくさんいる。
音楽好きでバンド活動しながらバイトしてる人とか若い頃はよく見るけど、それで成功しないとどこかで夢は諦めて就職して夢は捨てたけどギターはたまに弾くんだ…みたいな人も多いじゃない?
むしろ若い頃はそれでいいけど40過ぎてバイトしながら役者で成功夢見てるとかバンド活動で成功夢見てる人とかは、実は夢に向かう努力なんかしてなかったんじゃないかな?長い時間をバイトしながら趣味をやる事に慣れてしまって日常化してるだけでさ。
本気で好きなことに夢中で没頭してる人間は10年くらい経った時に気付くんじゃないかな。
そこで諦めれるだけの満足感ある時間を費やしたから諦められるんだろうし。

立川談志が「努力は馬鹿に与えた夢」と言ったのは、いかにも落語家っぽいけどね。
落語の世界は努力してもダメな奴はダメなままだと言ってるし、それでもダメな奴を周りのみんなが許容してる世界だから。





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最終更新日  2024年02月07日 19時10分37秒
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