花曇り 白木蓮
例年、サクラとほぼ同時に咲くハクモクレン。今年は、東京のソメイヨシノの開花が3月29日にずれ込こむ。昨年は3月14日だったが、一足先に木蓮が満開となった。ホワイトのモクレンは、上向きに咲き、咲き始めは卵のように見える。満開になると、遠くからでもその存在が分かる。 辛夷(コブシ)に似ているが、花びらに厚みあり、花びらは9枚だ。日当りの加減で花つきが異なり、しばらく花見をすることが出来る。気温が上ると、花びらの縁から褐色にくすみ始める。地面に落花すると土色に変色する。この点が桜の散り際と散後と異なる。しかし、大きな葉っぱは、夏に葉陰を提供してくれる落葉樹だ。写真1 菜の花と白木蓮。写真2 散ってゆくハクモクレン。写真3 花曇りの白木蓮。写真4 満開のハクモクレン。写真4 満開のハクモクレン。写真5 春雨に濡れて。写真6 鱗片葉の蕾と夏時期の葉。