戦場ケ原 展望台
奥日光戦場ヶ原の自然研究路(木道)を歩く。久し振りの木道は、以前より幅が広くなって歩きやすかった。赤沼分岐点から泉門池手前の小田代・分岐点までの50分コース(約2.4km)には、3か所の展望台・写真第がある。木道と別にベンチが設えてあり、腰かけて戦場ヶ原の雄大な景色を眺めることができる。 中央の展望台からは、男体山、太郎山、山王帽子山が一望できる。日光市内から眺める男体山とは異なる姿がある。太郎山(標高2,368m)の山肌は、3条ほどの地すべり跡がはっきり残っていた。9月初めの戦場ヶ原は、草もみじには早い。広大な草原と青い空、そして日光連山を堪能する。 戦場ヶ原は、標高1400mの高さに広がる400ヘクタールの湿原。神代の昔、二荒神(男体山)と赤城神(赤城山)とか、中禅寺湖の領地争いの夢の跡。大蛇(二荒神)と大ムカデ(赤城神)の戦いの結果は、もちろん大蛇が勝利をおさめた・・。写真1 南展望台から男体山を望む。写真2 戦場ヶ原と自然研究路(木道)。写真3 木道は湯川に沿って伸びている。写真4 中央展望台から男体山や太郎山を眺める。写真5 三岳や山王帽子山。写真6 ホザキシモツケ(穂咲下野)と(シロヨメナ白嫁菜)。