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弁護士YA日記

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日出町法律事務所
2019年6月より1年間、日本弁護士連合会客員研究員としてイリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学後、弁護士業務を再開しました。
弁護士葦名ゆき(あしな・ゆき)
2019.09.26
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カテゴリ:留学

 先週から今週にかけて一週間、ユタ州を訪問していました。余りにも色々な経験をしたので、何から、どう、書けば良いのか迷ってしまいますが、かけがえのない一生忘れないであろう出来事の連続だったので、何とか言葉に残したいと思います。

まず、一番最初に書きたいことは、お名前を書くだけで、目頭が熱くなってしまうような、今回の企画の担当者であるDaniel Young 弁護士への強い感謝の想いです。Young先生は10年ほど前から日弁連国際室の依頼を受け、日弁連派遣で海外に留学する弁護士のResearch Plan や履歴書、日弁連からの推薦状のネイティブチェックを担当されています。私がユタ州を訪問することになった発端は、Research Plan作成の最終段階で、日弁連国際室を通じて受け取ったYoung先生からのメールでした。メールは、Young先生が福島に住んでいたご経験があること、ユタ州の災害復興支援委員会のメンバーの一員であること、私のリサーチプランを読んでとても感動したこと、だから是非ユタ州弁護士会でこれまでの活動や研究内容をプレゼンしてくれませんか、というものでした。まだ英語のメールを読むのも書くのも慣れていなかった私ですが、このようなメールを頂いたことが本当に嬉しく、英語でプレゼンするということの大変さも良く分かっていないまま、「是非お伺いさせて下さい!」とお返事しました。

その後、主に渡米してから、日程やプレゼンの内容、配布物等のプレゼン本体に関わることやフライト、宿泊、プレゼン後の観光計画等をメールでやりとりさせて頂きながら、Young先生に実際にお目にかかることを心から楽しみにしていました。といっても、私一人だけではなく家族も一緒の訪問、家族を含めた宿泊先の手配(Young先生のお父様のとても素敵なご自宅に泊めて頂きました)、私がプレゼン等を行っている間の家族のケア(Young先生のご家族に、私の子どもたちを動物園やハイキングに連れていって頂きました)等もあり、受け入れ側のYoung先生、ご家族のご負担は本当に大変だったと思います。
また、今回のユタ州訪問には、日弁連災害復興支援委員会で共に活動をさせて頂いていた津久井進弁護士、渡辺淑彦弁護士、今田健太郎弁護士、神田友輔弁護士、工藤舞子弁護士も加わり、それぞれご自身の活動内容を報告してくれることにもなっていたところ、Young先生は、日本から参加する5人の弁護士のことも細やかにお気遣い下さっており、日本語が堪能なRichards弁護士が、後述する様々な移動の送迎やアテンドをして下さるよう手配して下さっていました。Richards 弁護士も大変な親日家で、お忙しい中、日本から来た弁護士をユーモア溢れる明るく暖かな雰囲気で包み込んで下さるようなとても素敵な方でした。

空港にお出迎え下さったYoung先生、優しい笑顔で、長時間のフライトを終えた私たち家族をいたわるように、流暢な日本語で話しかけて下さり、心底ほっとしました。それもそのはず、Young先生は、日本にモルモン教の宣教師として、その後も、大学や短期語学研修などで、郡山、北上、三条、長野、東京等にトータル2年半ほどお住まいになったご経験がある上、ユタ州日本語スピーチコンテストで優勝した程の親日家でいらっしゃったのです!留学して初めて分かったのですが、異国で、日本のこと好き、と言って下さる方に会うと、とても嬉しくなるものです。まして、国は違えど同じ弁護士です。共通の話題も多く、ますます嬉しくなりました。

一週間の訪問の中で、Young先生の真面目で優しく情熱溢れるお人柄に感動し続けていた私ですが、一番感動した瞬間は、私たちのプレゼン前のYoung先生のご挨拶でした。Young先生は、ユタ州弁護士会からの参加者の前で(約15人の弁護士が参加して下さっていました)、企画担当者として企画の趣旨を説明して下さったのですが、ご自身が日本に住んでいた期間があったこと、現在、日弁連のネイティブチェッカーをつとめていることを説明された後に、When I read her research plan・・・と言いかけた瞬間、涙で言葉に詰まってしまわれました。涙ながらにとても感動した、だからどうしてもここに来て欲しかった、今日の日を迎えられて本当に嬉しいというようなことをお話しされたので、横にいた私も、Young先生がどれほど真摯な想いでこの企画を進めて下さっていたのか心に響き、つられて泣いてしまいました。聴衆のユタ州弁護士会の皆様は、企画者とメインプレゼンターが同時に泣いてしまうというスタートでびっくりされたかもしれませんね。
でも、私はこの瞬間に、Young先生が、私が大津波や原発が爆発した瞬間を見た時と同じ感覚-愛する場所がなすすべもなく破壊される感覚といいましょうか-を遠いユタの地でお感じになっていたのかもしれない、だから、私の研究計画をお読みになった際に心が揺れたのかもしれない、ということも直感的に感じ、国を超えて心が共振する奇跡を体験しました。

プレゼンについては、後述しますが、こちらは、プレゼン後のYoung先生との2ショットです。終わった安心感で二人ともちょっと涙目です。私も相当泣き虫ですが、Young先生もかなり泣き虫なんです(あと、私の方が遙かに重傷ですが、ちょっと方向音痴なのも一緒です、笑)。



このプレゼン企画だけではなく、その前後の協会施設や裁判所の訪問企画、その後のグランドキャニオン等の観光も、Young先生や先生のご家族と約一週間ご一緒させて頂いたので、Young先生とは本当に沢山のことをお話しすることができました。私の研究分野のこと、弁護士の視点から見たアメリカの司法制度のこと等の真面目な話も勿論ありましたが、日本語をもっと学びたいと仰るYoung先生に、それなら日本式「マクドナルド」、「ワクチン」「ビタミン」等の平板な発音の仕方をマスターして下さい!そんなかっこいい発音では日本人と仲良くなれないですよ等と偉そうにお伝えし、Young先生が「早口言葉みたいです」と悩みながら、美しい発音を封印し、「マクドナルド」と何度も練習しているお姿を見ながら大笑いしたり、ワークライフバランスの大変さと楽しさ(Young先生は5人の可愛いお子様方のお父様です)をお話ししたりと、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

帰り際にお別れのご挨拶をするときには、何という素晴らしい体験をしたのだろうという色々な想いがこみ上げてきて、又泣いてしまい、Young先生も「泣かないで、Yukiが泣くと、自分も泣いちゃうよ」とつられ泣きするという泣き虫同士でした。

Young先生からは、これからもずっと沢山のことを学ばせて頂きたいですし、弁護士としても個人としても、これからもずっとお付き合いさせて頂ければ嬉しいです。

Young先生、この度は、本当にありがとうございました!!!!



続きはこちら。
https://plaza.rakuten.co.jp/yyy0801/diary/201909260001/





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Last updated  2019.09.27 03:21:34



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