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バス停地名学のすすめ

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2009.11.01
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カテゴリ:港区
バス停データ
◆所在地:港区 ◆路線:都営バス[品97]系統

みなさん、こんにちは。

都電荒川線が廃止を免れた理由のひとつに、専用軌道の区間が多かったこと、すなわち、渋滞の原因とならず、バスへの置き換えが難しかったことが挙げられますが、後に荒川線となった27、32系統に限らず、専用軌道区間を持つ都電の路線は他にも意外と多く、天現寺橋で明治通りから北へ進行方向を変えたかつての7系統の場合、その先の広尾橋から青山一丁目までの区間が、郊外電車のようなのどかな景観を持つ専用軌道区間となっていました。

現在は交通量の多い外苑西通りとなり、このルートを辿る都営バス[品97]系統の車窓からも、専用軌道時代の景観を思い浮かべるのは至難の技といえるかもしれません。西麻布交差点(かつての霞町電停)で六本木通りを越えると、左手には広大な青山霊園の緑が広がりますが、このあたりの景観だけは、霊園ということもあり、都電時代とさほど大きな変化は見られないのではないでしょうか。そんな青山霊園の南端入口付近にあったのが墓地下電停で、そのストレートな命名にいかにも時代を感じさせますが、現在もその場所には[品97]系統のバス停があり、都電時代の電停名がしっかりと守られています。

バスを降りると、桜並木で知られる霊園中央の目抜き通りが、目の前の霊園入口から一直線に北へと伸びています。この通りは緩やかな上り坂となっていますが、台地上の斜面に展開する青山霊園の南端部は、地形的に文字通り「墓地」の「下」であり、かつての専用軌道が台地に挟まれた谷地に沿って敷かれていたことを、改めて実感することができます。

(次回へつづく)

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最終更新日  2009.11.01 23:45:44
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