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バス停地名学のすすめ

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2010.02.03
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カテゴリ:杉並区
バス停データ
◆所在地:杉並区 ◆路線:都営バス[渋66]系統他

みなさん、こんにちは。

前回の成子坂下から青梅街道をさらに西へ進み、鍋屋横丁を過ぎてしばらくすると、中野区を通り抜けて杉並区へと入ります。旧蚕糸試験場跡地の蚕糸の森公園の先が環七通りの高円寺陸橋で、これをくぐると間もなく左手に都営バスの車庫が見えてきますが、ここがかつての都電14系統の杉並車庫、及び杉並車庫前電停の跡地です。

都電の廃止後、それまで堀ノ内にあった都営バスの車庫がここに移り、交通局杉並自動車営業所として長く存続していました。その後、管轄路線の縮小などにより支所に降格し、バスの運行が民間委託されるなどの変遷を経て現在に至りますが、車庫入口に立つバス停は、都電時代から不変の杉並車庫前であり、○○車庫前を名乗る電停を受け継いだバス停のうちでは、現在もそのまま存続している唯一の事例となっています。

車庫の前身は、大正10年開業の西武軌道の営業所です。奥行きの深いゆったりとした敷地に、飛行機の格納庫のような大きな車庫が特徴だったといいます。都電の車庫につきもののトラバーサーが無かったというのも、担当系統が1路線のみで、在籍した車両数も他の車庫に比べて少なかった故のことでしょう。

西武軌道による開業当初、車庫前電停は高円寺と称していました。大正11年開業の中央線高円寺駅より一年早い開業であり、本家高円寺といったところかもしれません。但し、地名の由来である宿鳳山高円寺へは、中央線高円寺駅の方が最寄になります。

(次回へつづく)

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最終更新日  2010.02.03 22:46:23
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