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カテゴリ:韓国ドラマ
評点 ★★★☆ 意図はよく分かるけど、どうも、セリフがもどかしい・・・。最終話は纏まっていたけど。(このDVDジャケットで、コメディーという感じがしますかね? 何かマッチしていない気がしますが)
[DVD] 主君の太陽 DVD-BOX ●2013年度 韓国ドラマ 全17話 演出:チン・ヒョク 脚本:ホン姉妹 キャスト(役名が先): ◇チュ・ジュンウォン(チュグン):ソ・ジソブ ショピングモール「キングダム」社長 ◇テ・ゴンシル(テヤン):コン・ヒョジン 霊視能力がある。「キングダム」特別顧客センター職員に採用される。 ◇カン・ウ:ソ・イングク 「キングダム」保安室長 ◇テ・イリョン:キム・ユリ ゴンシルの同級生、「キングダム」広告モデル ◇キム・ギド:チェ・ジョンウ ジュンウォンの側近、秘書室長 ◇チュ・ソンラン:キム・ミギョン ジュンウォンの叔母 ◇ト・ソクチョル:イ・ジョンウォン ソンランの夫、「キングダム」副社長 ◇テ・ゴンリ:パク・ヒボン ゴンシルの姉、カフェ店主 ◇チャ・ヒジュ:ハン・ボルム ジュンウォンの初恋の相手 ●あらすじ 学生時代に事故に会って以来、霊が見えるようになったゴンシルは、ビルの夜間管理人として社会に距離を置きながら孤独に暮らしていた。ある日のこと、老婦人の幽霊から、息子に預金通帳を手渡してほしいと頼まれ、帰り道、大雨の中を心細く道路を歩いていると、高級車が通りかかる。運転していた男の親切もあって、その車に乗せてもらうことになり、安心したゴンシルだったが、車の前に突然幽霊が出現する。思わず、車に乗っていた男=ジュンウォンにしがみつくと、驚いたことに幽霊は消えて見えなくなってしまう。彼に触れた時だけ幽霊が見えなくなることに気付いたゴンシルは、ジュンウォンに付きまとい始める。 ●感想 ドラマは「独自色を出す」というのが一番難しい。このお話は「幽霊(霊)が見える」という女性を主人公にして、なかなか面白い筋立てで、その辺は成功しているかと思いました。着眼点は良いなあ、と思うのです。 で、初回から数話は上手く進むのですが、物語が進んでジュンウォンとの会話では、ゴンシルのセリフがいまいちもどかしく、「自分の心理を言葉で人に説明する」というのを繰り返す感があり、見ていてイライラしてしまいます。その辺に工夫が欲しかったなあ・・・。 また、コン・ヒョジンは長いボサボサっぽい髪で登場し、ずっとそれが続くのですが、画面上で何度も髪をたくし上げて、この辺が見ていてスッキリしない。表情が分かりにくいし、視聴者としては、髪型に工夫が欲しかったです。 また、泣く場面があるのですが、自然感が無い。ウーン・・・、ファンだったんですが。 ●演技としては、他の役者さんはなかなか上手くやってます。主君たるジュンウォンを演じるジソブシーは、目に一種特別の特徴があると思いますが、会話のタイミングも上手く、さすがでした。イリョン演じるキム・ユリシーも、人物の性格を上手く出しているし、ソ・イングクの自然体の演技も良い。 ●全体的には流れているシナリオかと思いますが、ジュンウォンの傷を治す辺りの場面や、初恋のヒジュとハンナの挿話の解決編は、少しサラッとしすぎる面もあったかな? まあ、最後まで見れたので良しとしますが、途中でのもどかしさ(ピッタリ嵌っていない感)は、靴下の上から痒い所を掻いている感じで、かなりシンドかったです。終盤になって、秘密の一つである「ゴンシルが霊が見える訳」は、未解決? まあ、上手く付ける理由がないんだから、しょうがないか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2016 07:45:48 AM
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