ラヂオの時間
1997年(平成9年) 日 唐沢寿明 鈴木京香 西村雅彦ほか 103分<あらすじ>主婦の鈴木みやこが執筆したラジオドラマの脚本は熱海を舞台にした平凡な主婦と漁師の恋物語ところがキャストのわがままから端を発した脚本変更はシカゴに女弁護士とパイロットの恋物語へと。生放送のなか、怒涛の脚本変更にしっちゃかめっちゃかな展開になり。わたしのインチキ格言会議は些細な発言から大炎上することが多い。この映画では主演声優が「律子」という名前が個人的な事情から名前を変更してほしい。そこからあれよあれよと、脚本が変更されていく。その展開はさすが三谷幸喜だ!と感服させられる。最初に「律子」が嫌だ!という申し出をプロデューサーは断ることが第一だ。会議進行者は「拒否権」を行使できるようにしておかなければならない。鈴木京香の平凡な主婦ぶり、緑のニット色のセーターになぜかそこはかとない色気を感じた。結構アップになっている唇にも。