テーマ:スイーツ★スイーツ(13059)
カテゴリ:お菓子/グルメイベント
おおっと、頭にクロワッサンが!
マカロンは手に持つ円形のバッグに貼りついています。 よく見ると食べ物。でも不思議と遠くから眺めると、モデルさんが着るお洋服にぴったりで、特注・一品物のアクセサリーのようにも見えてきます。かわいい~☆ Tokyo Sweets Collection 2010 11月12日 @表参道ヒルズ ロートンヌ 神田広達シェフの作品 KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS とコラボレーションしたスイーツ・ファッションショーで神田シェフの作品が登場した時、これはこのまま普通のファッションショーに出しても通用するのでは、と感じるほど違和感なく、服と飾りがお互いに引き立てあっていました。 お洋服の持つ雰囲気・世界観と同じ物が伝わってきます。 神田シェフのウェルカムスイーツ 他の3名のパティシエがボンボンショコラを並べる中、一人マカロンを出された神田シェフ。 『マカロン ノワゼット』は、ころんとした愛らしい形。 周りは薄くかりっと、中はふんわりタイプの王道マカロンで、ヘーゼルナッツの香り高く、間にはベリー系のクリームがサンドされています。 思ったより食べ応えのあるマカロンでした。 ライブスイーツステージ ロートンヌ 神田広達シェフ 朝田シェフ、大橋シェフに続き、神田シェフが広い空間にただ一人ライブステージをつとめます。 ステージといえば、パティシエ・ロックナイトで深紅のエレキギターに長髪のカツラではっちゃけた神田シェフの姿が頭をよぎりますが、今回はいたって真面目に、しっかりトップパティシエのお一人としての責任あるお顔で黙々と作業をされています。 あらかじめ、テンパリングして細長いOPPシートにのばしたチョコレートにコームで筋をつけくるんと丸めて固めたものを、ナイフを使いステージの上でしゅるっとシートを引くと、一気にバラバラバラッ!とカールした細いチョコレートに分かれます。 講習会などで時々見るチョコ飾りを作る時のワザですが、この時に会場から「おおおおおっ!」という歓声が上がりました。 こういう見た目にわかりやすいワザを披露するのは、エンターテイメントとしてはとてもいいですね。拍手。 普段パティシエの仕事を見る機会のないお客様にとって、「どうやって作るのだろう?」という謎が解ける嬉しい瞬間です。 神田シェフの作品 バラバラにした細いチョコレートを、ランダムに貼り付けていきます。均等につけるより、こうして無造作にアンバランスな方が素敵です。 感動したのは、神田シェフの解説。 「一番大好きなチョコレートを使って、ツリーをイメージしたケーキを作ってみました。中もサクランボを使ったケーキになっているので、上にもサクランボを飾りました。」 金色のスプレーが吹き付けられ、さらに艶やかに美しい光を放つこの二つの茶色の山は、パフォーマンスに使われるケーキですが、間違いなく食べると美味しいチョコレートケーキに違いない~♪ 確かに山(ツリーですね)の足元にもチョコレートのアントルメが土台に置かれています。 神田シェフは、常に「美味しいケーキを作る」ことが頭にあるのだわ! ステージ上のオブジェが美味しそうに見えたのは初めてかもしれません。感激。 コレクションスイーツ 神田シェフのプチガトー ケーキが出されてから終了まで会場が明るくなることがありませんでしたので、せっかくの美しい色合いをその場でははっきり確認できないまま食べてしまうことになったのは、ちょっと心残り。 それでも、薄闇の中このケーキを口にした瞬間、複雑な味わい、香り、食感が次々と現れる楽しさに、ただものではない手ごたえを感じます。 サクサクのサブレ生地、クリスピー、ミルクチョコレートのムース、ピスタチオのダックワーズ、フランボワーズのジュレ、ホワイトチョコレートのムースなど、何層だか瞬時にはわからないくらい複雑に重ねられた繊細で口どけのよいプチガトー。 まさにスペシャルなお菓子でした。 インプロヴィゼーション(パティシエの即興ステージ) 後ろ向きでキャンバスにメレンゲを塗りつける神田シェフ 右は辻口シェフ 神田シェフの絵 な・なにか辛いことでも…?と想像してしまうような大胆なタッチ。 神田シェフによると、 「スイーツって甘くて優しい印象もあるんですが、力強さも。」 「白のメレンゲで模様を描き、今日の僕の気持ち、いつもよりもずーっと真面目にやってきて、あ~、もうっ!っていう感じ(を描きました)。」 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ パティシエと KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS と コラボレーションしたスイーツ・ファッションショー 神田シェフのモデルさん 「美味しそう、柔らかい雰囲気で、と(丸山敬太さんとの打ち合わせの)話があって、見てすぐシュークリームかな、パンかなと、わかるものとオブジェを組み合わせました。」 頭飾りにはクロワッサンが♪ ガーリーな飾りはマカロンもキラキラ 「何箇所かにあるので、全身を見ていただいて、いくつあるのか数えて(下さいね)。」 お土産の焼き菓子 ロートンヌのクッキー 『オニオン』 ロートンヌのお菓子、大好きです。 生菓子の口あたり、食感のよさももちろんですが、焼き菓子にもただならぬこだわりと強く印象に残る美味しさがあります。 今回のパティシエ12人の焼き菓子詰め合わせの中に入っていたのは『オニオン』。 嬉しいことにサレ(塩)系です。 これがまた。単なる普通のクッキーではありません。 まずタマネギが香り、一口目に感じるのはエダムチーズの迫力ある力強さ。 そして一瞬おいた後に、鼻の奥の方に赤唐辛子のピリッとくる余韻が広がり、じつに芳醇な味わい。 私はお酒が飲めませんが、きっとワインとあうのでは。 ああ、もう一つ食べたい。 シンプルな見かけに反し、一個で長~く楽しめます。 甘い焼き菓子の詰合せの中に、ぴりっと目がさめるサレ系をいれよう、と思ったのだとしたらたいしたものです。かなりの満足感が味わえました。 ロートンヌ 神田広達シェフ パティシエ12名大集合の日に撮影 Tokyo Sweets Collection 公式HP 表参道ヒルズ スペース オーにて 2010年 11月12日(金)~14日(日)開催されました 表参道ヒルズ 吹抜け階段の両脇には、東京スイーツコレクション参加パティシエ12人のスイーツオブジェが12月25日(土)まで展示中 オブジェは、どなたでも近寄ってご覧になることができます 今までの神田シェフに関する記事は こちら ◆神田シェフの2号店(新江古田店)、本日11月19日(金)オープン! 写真は こちら 新店詳細はniftyスイーツ部 岩谷さん、all about 下井さんが、いち早くレポートされています。 東京スイーツコレクション2010 に関する記事 目次 次は初日のラスト、モンサンクレール 辻口シェフ に続きます センスのいい作品♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home ニフティ スイーツ部 ガレットの先取り!スイーツ情報局 へ 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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