ひそかな流行
☆日本で話題になっているかどうかはわからないが今巷を騒がしているのはSARSならず新たな伝染病だ。それは「流行性脳膜炎(中国語では流脳)」であーる。これから春節に向けて民族大移動がますます行われるというのになんて恐ろしいことなのだろうか…。この脳膜炎というのは(「法制晩報」より)正式名称は「流行性脳脊髄膜炎(中国語)」といいA群 アジアB群 アメリカC群 アフリカに分けられ、それぞれ発祥の地が異なる。中でもC群が一番強烈で治すのが難しいという。まず発病したときは・発熱・頭痛・嘔吐などの症状が起こる。この症状が2,3日も続くようであればすぐ病院へ行き薬物治療をするわけだがだいたい3,4日で完全治癒長くても1週間あれば問題ないそうだ。これは普通型の「流脳」の場合。爆発型の「流脳」の場合は24時間以内にすべて発症し何時間後かには死亡にいたるらしい。しかし、普通型の「流脳」でも後遺症として・痴呆・聴覚障害・睡眠障害が残ることもあるという。とりあえずA+C型の予防接種を現在北京では受けられることができる。この病気が怖いのは「流行性=感染力を持つ」ということ。なんだか報道を見ているとまるでSARSと一緒。ただ発病する内容が違うだけ。ただでさえ衛生面で問題の多い中国こんなの身近で感染したらひとたまりもないだろう…。本当にイヤになる。これから中国を旅行されるみなさまどうかご注意ください。私も気をつけます。あ、先ほどうちの近所に予防接種を受けられる病院があることを新聞で発見。明日行ってみまーす。過去日記のため気象情報はなし。