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銀の裏地

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絵本の紹介と読み聞かせのヒント満載(?)育児録
幼児から高校生の4児の母、内職編集者でブックトーカー。子どもと本をつなぐ活動を市内各所で展開中。
他にバレエ・演劇・コミック・短歌etc.書籍全般取扱中



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2011.02.09
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カテゴリ:絵本
 文庫にはいろんな子どもがくる。いろんなお母さんもくる。
 ほぼ毎週来るナンのクラスの女の子は私の顔を見ると「今日はナンちゃん来ないの?」と聞いてくれるが、ナンは月末のおやつパーティーのときしか来やしない。水曜日は学校から早めに帰って来れるので、家でのおやつ製作に余念がないのだ。ていうかそれ持って文庫に来てほしいんだけど。材料費は出すからさ。で、その子のお母さんは華奢に見えて、なんとご亭主につきあってマッターホルンなんか登っちゃう人。冬の富士山に登る写真絵本をみんなで囲んでる時にひょいと判明したこの事実。これで運動部歴ゼロだっていうんだからびっくり。娘ちゃんたちも冬登山できるように鍛え中なんだそう。
 お子さんとご亭主につきあっているうちに鉄子になった人もいる。先週末まで高崎の「絵本と童話 本の家」という絵本屋さん主催で「かがくのとも」の大展示会が開かれていて(編集者さんが来たり五味太郎さんの講演会もあったそう)、彼女がご家族みんなで鉄道を楽しみながら行ってくるというので、何に乗るのと聞くと湘南新宿ラインかなあと意外と普通のお答え。そこで八高線(八王子から高崎へ鈍行2時間の超ローカル線。冬はボタンを押さないとドアが開かない)を見晴らしいいよーと無責任におすすめしたのが月のあたま。私はもう20年近く乗ってないんだけどね!
 で、八高線。良かったそうです。風景も、電車の感じも。こちらこそヨカッター。風景はきれいだけど雪だと止まったりしてやばい路線なのでちょっと心配もしていたのだ。お礼というわけじゃないけどお得意のホシノ酵母パンを焼いてもってきてくれました(夏には『からすのパンやさん』のレシピ本に片端から挑戦していたらしい)。香ばしさがたまらない。もちもち。小さな旅って感じで癖になりそう、てフットワーク軽いなあ。私も高崎在住の祖母に顔みせがてら行ってみたりすればいいんだけど。でも昔と違い今は高崎駅からはかなり遠いので、つい行き損ねている。ゼロは何歳になれば「ひいおばあちゃん」を認識できるだろうか。「ばーば」のママだよ。
 なんだか電車を思いきり楽しんでしまって、絵本展示会は二の次になっちゃったと言いながら、彼女はかがくのとものこんな本をお買い上げ。

【送料無料】おおきくなりたいこりすのもぐ

おおきくなりたいこりすのもぐ
価格:840円(税込)


  征矢清 文

  夏目義一 絵

  福音館書店 幼児絵本ふしぎなたね


 表紙を見せてもらうなりゼロが飛びついた。『おおきくなりたい こりすのもぐ』。一瞬写真かと見紛うタッチの山桜の枝の上の子リス。もぐ、という名前の食いしん坊さんだ。今日ははじめて自力で食べ物調達に出かける。はじめての冒険。木の芽を、どんぐりを、山桜の花を見つけて食べる。もぐもぐ食べて、次の画面で「ほらおおきくなったでしょ」とどや顔。この繰り返しがゼロにはたまらないらしく、一緒になって床に口をつけて食べる真似をしたり、胸を張って大きくなったアピールしてみたり。3回つづけて読まされました。人様の本ですぞよ。挙句の果てに本の画面の木の芽に直接口をつけて食べそうになったので、急いでお返しした。あれがなきゃ、もう3回は読まされていたに違いない。満腹になるまで要求するのである、最近の彼は。
 著者の征矢清は「こどものとも」の元編集者。絵は夏目義一。リアルで、でも迫ってくる美しさ。

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最終更新日  2011.02.11 20:54:16
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