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カテゴリ:絵本
今日の文庫は女の子デ―。高学年のお姉さんがほとんどを占める落ち着いた日でした。いつもは来るなり『エースをねらえ!』の愛蔵版をずらりと並んで黙々と読みふける彼女たち、でも今日は1冊の本を囲んでしみじみした感じで話がはずんでいる。
ああ、これね。「こどものとも」の別シリーズ「たくさんのふしぎ」から『和菓子のほん』。絵本ナビで中身をちょっぴり見ることができます。もう眺めるだけでうっとりの美しくもおいしそうな和風スイーツ絵本。文庫でも下は幼稚園児から上は大人まで、すべての女性をとりこにしている罪な奴。 絵本ナビでも見られる「和菓子ごよみ」のページにある「石清水」の挿絵を見て、「どうやって作るの?」と聞いてくる6年生。「フルーツゼリーを作ったことある?」と聞き返すと経験なし。「あれと一緒なんだけどね、固める前にまだどろどろの寒天の中に餡を沈めて一緒に固めるのよ」いまひとつイメージがわかないよう。横から3年生の子が「だからー、冷蔵庫で冷やして固めるんだよ」そんな簡単なことでちょうど中央あたりに綺麗に浮かべられるものなのか、6年生は心配かつ不思議らしい。ただの水だと底まで沈んでしまうけど、とろみのついているものは支える力があるのだと一応説明。 「TVチャンピオン」でも特に人気のコンテンツだった和菓子職人選手権で(番組はもう終わってしまったが)見る側が毎回思わずため息をついてしまっていた菊花の模様入れにも注目が集まります。ことさらに派手な描き方をしていない、抑えた文章おとなしい絵だけれど、それだけにじっくり鑑賞しようという気にもなりやすいのか。「いいよねえ…」「食べたい…」ともれる言葉はみな感嘆調。 雛祭り前だのに特別な飾り付けも折り紙講座もしなかったけれど、季節本で大いに盛り上がった日でした。関連本、ということなのか、続けて『しごとば』正編の「パティシェ」のページもついでに並んで開けられ、こちらは洋菓子の道具が並ぶのに驚嘆。
先月3冊目が出たばかりの、子どもに大人気の仕事道具づくし本。お姉さんたちが見終わったあとは、ゼロとそのGFが堪能。この小さなカップル(2人とも2歳10ヶ月)は現在「しんかんせん」が共通のご趣味。あとは若い人同士でどうぞ。 ちなみに本日みんなで食べたおやつは金平糖でした。 ↓よろしかったら押してください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.02 22:50:12
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