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テーマ:路線バスで小旅行(249)
カテゴリ:荒川区
(前回からのつづき)
バス停は三河島駅へ続く商店街の中程にありますが、その西裏側へ入ると、くねくねと曲りながら尾竹橋通りと並行する大曲通りが通じています。尾竹橋通りは大正15年開通のいわゆる改正道路であり、それ以前の古い道筋の名残が、今は裏道となった大曲通りということになります。 バス停から尾竹橋通りを北へ歩くと、東日暮里3丁目交差点から西へ延びる通りに、「七五三通り」の表示があることに気付きます。一風変わった通り名ですが、調べてみると、旧日暮里町の3、5、7丁目に通じることからの命名のようです。 尾竹橋通りを歩き進むと、間もなく正面に常磐線のガードが見え、三河島駅へと辿り着きます。三河島の地名も古く、遡れば戦国時代の文献に「三川ヶ島」などの表記でその名が見られるといいます。昭和41年までは三河島町の町名がありましたが、住居表示の施行により同36年から順次地図上から姿を消していきました。 尾竹橋通り東側の街並みにも足を向けてみます。このあたりは高低差のない平地のはずと思っていましたが、途中に「この先階段あり」と路面に大書きされた道路をいくつも目にします。そしてあちこちにある町内会の掲示板からは、こんな標語が目に入ってきます。 「荒川区は おせっかいおじさん・おばさん運動 を展開しています」 下町らしいコミュニティの重要さは、今のような時代にこそ再認識されるべきなのかもしれません。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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七五三通りの由来、はじめて知りました。これまでは、千歳飴など七五三関連商品のメーカーでもあるのだろうと思い込んでいました。お恥ずかしい(^_^;)。
ところで昨日、所用で青梅まで車を走らせましたが、予想していた以上に距離がありますね。路線バスでの旅は、かなり大変だったのではないでしょうか。面白い情景もたくさん見かけましたので、いずれ電車で出かけたと思っています。 (2008.07.21 09:26:58)
Rambler5439さん、いつもありがとうございます。
「七五三」の秘密、私も最初は伝統行事か何かの関連かと思いました。 日暮里のあたりは面白い通り名が多く、二の坪通り、カンカン森通りなども、由来を調べながら歩いてみると面白そうです。 ちょうどRambler5439さんのブログが、このところ荒川区を取り上げていらっしゃいましたね。まるで街のノイズが聞こえてきそうな、そんな臨場感溢れる写真ばかりで、大変興味深く拝見しています。 青梅シリーズも、楽しみにさせていただきます。 (2008.07.21 23:15:33) |