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カテゴリ:映画 な行
『ナイロビの蜂』公式サイト 監督:フェルナンド・メイレレス 製作:サイモン・チャニング=ウィリアムズ 脚本:ジェフリー・ケイン 音楽:アルベルト・イグレシアス ジャスティン・クエイル:レイフ・ファインズ テッサ・クエイル:レイチェル・ワイズ 『ナイロビの蜂』パンフレットより テッサのモデルとなった、実在の情熱的な女性活動家 イヴェット・ピアパリオ 1999年60歳で交通事故で亡くなってる。 当時、彼女は国際難民救済協会の代表を務めていた。 その仕事に就いたのは、故郷フランスからプノンペンへ向った19歳の時だ。 原作者のル・カレは「ピアパリオは女である事を利用した手段、強気の激論など、あらゆる手を駆使して相手を説得しようとする人物だった。しかし、それはすべて、飢える人々への食べ物と資金、病める者たちへの薬、ホームレスの為のシェルター、無国籍者への国籍取得の為だった。私の小説のテッサは、年齢、仕事、国籍、育ち、全てピアパリオとは異なる。しかしテッサのアフリカ貧民への、特に女性へのこだわりは、ピアパリオを意識したものだ」 きっかけは、妻の死。 だどり着いたのは、妻の愛。 テッサの足跡 「もっと私を探求して」 「あなたといると安心なの」 「いいえ、伝統を重んじてきたわ」 「”私の仕事に干渉しない”と言う約束だったわ。 仕事が私よ。仕事をやめたら私は無意味な存在になるわ」 「行ってくるわ」 地の果てで、やっと君に帰る。 ジャスティンの足跡 ガーディニングが好きな優しい外交官の夫ジャスティン、幸薄い人達の為に、わが身を削ってでも力になろうとする情熱的で活動家の妻テッサ。 妻の死に隠された真実を探っていくうちに、自分の無知を知り妻と同じ道を辿ろうと決意する。 その先は危険だと解っていても・・・ 愛とサスペンス、経済社会の権力、色々考えさせられた映画でした。 飛行機で逃走しようとした時の、 ”例外”を作ってはダメだ!!と言う、パイロットの言葉も解る。 今直ぐに助けなければ、命がどうこうと言うわけではない。 その様な助けを必要としている人は沢山いる。 でも、今、目の前に助けを求めてる人がいたとしたら・・・ この時のジャスティンのとった行動も理解できる・・・ その二人の口論を聞いていた黒人の少年がとった行動に、胸が・・痛くなった・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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