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一本の樹の中にも流れている血がある そこでは血は立ったまま眠っている 寺山修司 1月18日~2月16日 Bunkamuraシアターコクーン 作 寺山修司 演出 蜷川幸雄 キャスト 良 森田剛 灰男 窪塚洋介 夏美 寺島しのぶ 床屋 六平直政 老人 三谷昇 ストーリー 『ウィキペディア(Wikipedia)』 安保闘争の時代背景の中、兄弟の如く寄り添う若きテロリスト二人を筆頭に、若者たちの心の葛藤や怒りを生き生きと描いている。 舞台 『血は立ったまま眠っている』 を鑑賞して来ました。 森田剛くんは16歳の少年(良)で、窪塚洋介さんが演じる(灰男)を慕うテロリストを演じてました。 剛くんへの私のイメージは、舞台と結びつかなかったのですが、何本か舞台で演じてるんですよね。 台詞もハッキリと聞こえてましたし、良かったですよ。 23歳のテロリスト(灰男)を演じてた、窪塚洋介さんは、初舞台との事でしたが、素晴らしかったです。 最近テレビであまり見なくなりましたね。 ドラマで彼が演じる役は個性的で難しい役が多かったように思います。 今回の舞台での彼は、堂々としててカッコよかったですよ~。 そして、この二人の間に入ってくるのが、良の大好きな姉、夏美18歳(寺島しのぶ)です。 年齢設定に無理が・・・・舞台だから・・・許せるの・・・かな。。。 夏美が来た事によって、灰男の気持ちが変わっていく。。。 尊敬していた灰男の変化にショックを受け、良がとった行動はとても悲惨でした。。。 一方では、床屋に屯しているチンピラ、娼婦がなにやら怪しい話をしてる。 床屋の主人は気になりながらも仲間に加われず。。。 ここでも、恐ろしい事が。。。 席は2階最前列でした。 悪くない席ですが、落下防止用の為の柵が丁度目線に入り凄く邪魔で舞台の前方を観るときは座高を低く、後方を観るときは座高を高くしないと役者さんを観る事が出来ません。 とても見にくく集中出来ませんでした。 始まる前に舞台後方の扉が開き、そこには外の様子が・・・?? 駐車場? 向こう側の道路では普通に通行人が歩いていました。 後で知ったんですが、シアターコクーンは舞台と搬入口が繋がってて、舞台後方の扉を開けるとそこは外、駐車場との事らしいです。。。 当日は、その事を知らなかったのでビックリしました。 なので舞台が始まって、その駐車場から数人が旗を持ち舞台へ駆け込んできた時は本当に驚きました。 寺山修司の世界観。。。 チョット理解できない部分がありましたが、生で役者が演じる舞台はやはり良いです。 チョット高いけどね。。。
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