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テーマ:日本語教師への道(70)
カテゴリ:日本語教師になるために
今日も今日とて勉強。
す る と こちらの、第4章1-4 313頁に記載されている 「八丈島方言と英語が融合した小笠原クレオール…」という部分 に妙に引きつけられました。 日本語と英語が融合?! 日本の方言でそんな言葉があるの? とっても気になったので、調べてみちゃいました その前に、「クレオール」という単語から解説します。 クレオールとは、お互いに異なる言語を持つ人たちの間でお互いの言語の要素を取り入れて作られた人工的な補助言語が、(=ピジン)世代間に受け継がれていき文法や体系性が生まれ、その地域の共通言語となったものです。 ピジンとクレオールの違いは、母語として使う者がいるかどうかで決まります。 つまり、母と子の会話がピジンだったら、それはまだクレオール化している最中だということ。 小笠原クレオールといっても、複数の言語変数を持っているらしい。 それらをまとめて小笠原クレオールと呼ばれるそうな。 1876年に日本軍の統治下にはいる前は、場所柄多くの民族が流れ着いたり定住したりして(捕鯨の地として有名だった)、 だからこそ英語以外のハワイ語とか、ミクロネシア諸島の言語も少し混ざっています。 その後、サンフランシスコ条約でアメリカ軍の占領下におかれます。すると 島民が英語教育を受けるようになり、色々な言語が混ざったクレオール語が誕生したと考えられています。 気になる使い方は、 MeらはEnglishとJapaneseをmixしているだけだじゃ のようなかんじ。 (こちらを参考にしました)2016年3月22日閲覧 一見…というか完璧にルー大柴のルー語にしか聞こえないのですが(笑) 彼らの真似をして、日本語と英単語をミックスして話したりすると 「それはfunnyよ~」と言われたりするらしい。 適当に混ぜているのではなく、 確かに文法体系が存在しているのがとっても興味深い!!!!! そういえば小笠原諸島って行ったことない。 2011年に小笠原諸島は世界自然遺産に登録されたりしたので なにかと話題ですしね 小さい時に式根島には行ったことがあるのですが、 すっごくキレイだったな~ だから、島、おすすめです!!!(行ったことないくせに←) パスポートのいらない海外ですね ところで、 日本には消滅の危機に瀕している言語として8つの言語がユネスコのリストに含まれていますが、 こちらの小笠原クレオールは含まれていません。 消滅の危機に瀕していないということでしょ? と思いたいですが、実は違うのです。 小笠原クレオール話者は、1968年にアメリカから日本に返還されてから 続々とグアムやハワイ、本州に帰ってきてしまってどんどん減っているというのです。 このまま行くと、いつかは消えてしまいます。 日本は、日本語のみが使用される単一言語の国ではないということを意識し、 民族語(少数言語)だって存在しているという事をひとりひとり強く意識することが大切かもしれません。 全然調べられなかったですが… こちら、参考にしたサイトさんなので興味がある方はどうぞ! 参考にしたサイト 2016年3月22日閲覧 参考にしたサイト2016年3月22日閲覧 分かりにくいですが、最後まで読んでいただいてありがとうございました 日本語と英語のミックスの小笠原クレオールについて、 面白いなぁと思って頂けたら嬉しいです! 私もこれからも勉強を続けたいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.04.01 07:12:18
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