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2024/05
2010/01/20
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カテゴリ:株式
産業ファンドはJALからの賃料が1/3以上でしたか。まあ、羽田からJALが撤退でもしない限りは問題ないとは思いますが、賃料減額でも求められたら、なにしろお国のご意向には逆らえませんって感じで苦しいですね。三菱商事は優先株とかでもやられているでしょうね。それと野村OFですか。こちらも本社ですからそうそうすぐにって感じじゃないでしょうが、そのうちリストラの一環で狭いところに移るとか言い出すかも。金融機関も次々と取立不能又は取立遅延のおそれを発表していますが、わりと額もデカイですねえ。やはり影響は大ですね。

さて、まあ、敗戦処理なんですが、JAL株を売却し手放しました。今から思えば、なぜ100円でも2桁でも株価があるうちに売っておかなかったのかということですが、心理状態は株価と同じだったと思います。昨年の11月12月あたりは、100円前後で推移していましたが、まだ私的整理ですむと思っていたところでしょう。多分前原さんも最初は法的整理は考えていなかったでしょうし、金融機関もJALももちろん望んでいなかったわけですから。まあでも減資とか上場廃止とか、やっぱり法的整理とかいろいろモロモロ思惑を織り込んで、期待値としての株価形成がなされていたことと思います。

しかも、昨年のうちに売却しちゃうと、むろん今日よりは譲渡損を抑えられたわけですが、昨年の年間の譲渡損益がマイナスとなったはずでした。配当収入と損益通算出来るようになったとはいえ、配当の証拠書類を全て集めなければならない羽目になります。取ってあるはずなので不可能ではないものの、非常に面倒でした。今年の確定申告では、できれば株式関係は申告不要としたかったんですね。まあ、おかげさまで昨年は譲渡損益が全ての金融機関の特定口座でマイナスを回避でき、このため、確定申告には含めなくとも良くなりました。でも、雑所得が20万円を超えるので、今年はいずれにしても申告はするんですが。

しかし、今年は、仕事始めの日からいきなり譲渡損が確定し、さらに、JALでデカイ譲渡損が加わりました。私くらいの売買頻度では、今年の譲渡益だけでこれをリカバーするのはなかなか大変です。そうなるとまたもや来年も確定申告ですから、出来れば譲渡損を確定したくないという気持ちで可能性がゼロになるまで粘りに粘って保有し続けたというところです。が、ついに上場廃止が正式に決定しましたので、処分したという流れです。まあ、まだ1月ですから、これから頑張れば、譲渡損益もプラスに転換出来るかもしれませんので、頑張ってみますか。今年は益が出てもなかなか課税されない具合になりました。本当は、含み損銘柄を損切って処分するにしても、税率が本則の20%に戻ってからやりたかったところですけどね。ていうか、JALは実をいうと、一生売る気はなかったんです。

さて、昨日の会社更生法申請を受けて、JALのホームページにも結構いろいろアナウンスが出てきています。昨晩はその辺をいろいろと見ていました。まずは、「JALは、飛び続けます」って宣伝ですね。実を言えば、会社更生法適用を受けて、有利子負債が棒引きになるってことはこれは企業にとっては極めて有利なことだと思います。何千億もの負債が消えるということは、何千億もの利益が出るのと同じようなものですからねえ。しかも、国を挙げて支援するなんて言ってもらえてますので、ANAにとってはチト不満もあるでしょうね。

しかし、日本的情緒的な部分からJALの方がしばらくの間は業績が落ち込むことでしょう。日本では、ブランド志向と言いますか、イメージ先行の部分が多々あるためです。合理主義的な国で、デルタだのノースウエストだのが法的整理の後再生したからと言って、日本でも同じようにうまくいくとも限りません。そういった意味では、顧客離れが最小限で食い止められ、みごと再生に成功すればいいですが、まだ予断を許さない状態であろうかと思います。最悪、2次破綻とか、際限なく公的資金が必要となるような事態もあり得ます。まあ、なんにしろ1年くらいはどうなるか推移を見てみないことにはなんとも。

で、株主ですが、100%減資はほぼ決定的でしょう。99%減資とかにして、多数の単元未満株主をぶら下げておいても再生段階で面倒なだけですから、上場廃止を選択した以上、100%減資しかあり得ないと思います。ただ、今後、説明会やら株主総会みたいなものがあるかもしれないので、株主としての権利を確保しておくために、全株売却した後に、1円で千株買い戻しておいて、そのまま上場廃止まで持っているのもいいかなと以前は思っていたんですが、昨晩JALのホームページで「株式に関するご質問とご回答」というところを見ていたら、どうも株主にはなんの通知・連絡もなく、かつ、株主総会も説明会も何もナシのようですね。完全に放置され、そのまま100%減資(これはまだ正式決定ではない)となるみたいです。まだ決算期の3月時点では減資は行われていないと思いますので、株主優待券がもらえるかも?みたいな淡い期待があるかもしれませんが、その可能性もまずゼロでしょうね。ということは、電子化により株券という記念品をもらえるわけでもなく、1円で株式買ってもただ単に千円プラス手数料をドブに捨てるだけで何の面白みもないので、上場廃止前に買い戻すのも止めました。でも株券を送ってこないとなると、上場廃止になった株主はどうやって株主であることを証明すればいいんでしょう?なにか、「あんたが株主」みたいな株券に代わる証明書でも送ってくれるのでしょうか。

譲渡損はともかく、やはり一番イタイのは株主優待券だな。株主優待券を使ったり、売ったりしたおかげで、JAL株購入資金のある程度のところはカバーできているはずですが、でもさすがにトータルではマイナスだったかなと思います。平均保有期間は6-7年といったところですから。で、次にイタイのがJALのカレンダーかな(笑)。古美術カレンダーでしたが、毎年実家に持っていって、かなり好評だったんですよ。まあ、カレンダーは売っているかもしれませんので、来年も手に入れようと思えばできるのかもしれませんが、金出してまで買わないな。





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Last updated  2010/01/20 05:35:11 PM
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