本のタイトル・作者
心と頭がすっきり片付く バレットジャーナル活用ブック [ 平和堂 ]
本の目次・あらすじ
バレットジャーナルとは
01 バレットジャーナルを始めよう
バレットジャーナル、最初のステップ
バレットジャーナル記法
02 バレットジャーナルの使い方
基本の使い方
アナログである理由
振り返りが大切
03 自分専用にカスタマイズ
もっと便利に
カスタムコレクションを作ろう
バレットジャーナルのメリット
04 みんなのバレットジャーナル
感想
2020年読書:152冊目
おすすめ度:★★★
株式会社平和堂は、1948年東京都中央区で創業した紙製品製造販売会社。
バレットジャーナルに使われるノート「ロイヒトトゥルム1917」の国内代理店。
さっぱりした紙面で、読みやすい内容。
ただ、バレットジャーナルを初めてやる、という人には向かないかも。
いまいち、バレットジャーナルの構成が理解しにくいような。
私は和気文具の「
はじめようバレットジャーナル」をおすすめする。
この本の珍しいのは、シンプルなバレットジャーナル、男性のバレットジャーナルの実例が紹介されているところ。これ、本当に珍しい。
デコデコ!書き込みいっぱい!作り込みたっぷり!の手帳じゃなくて、本当に本来の「情報を管理する」がメインの使い方。
本書で紹介されている「思考の目録」(バレットジャーナルを始める時に書き始める「今、取り組んでいること」「取り組むべきこと」「取り組みたいこと」のメモ)は初めて知った。
いったん紙に書き出して、
1 これは自分に重要なことか
2 必要不可欠なことか
3 完了できなかったらどうするか
を経て、残ったものだけをノートに書くというもの。
でもこれ、要るんかな…?
私はとりあえずばーっと全部書き出してしまって、そのうえで残っていくタスクや予定を、転記するタイミングで判断している。
バレットジャーナルの構成を見ていると、私にはインデックス、フューチャーログは要らないし、マンスリーログはカレンダータイプが良い。
ラピッドロギング(素早くメモする)の基本のキーも、
・(タスク、やること) → □
○(イベント、できごと)→ ○
ー(メモ) → ・
に変えている。
追加の記号
*(重要)
!(アイディア)
?(後で確認する)
@(人に任せたタスク)
△(実行するかわからない約束やイベント)
なども使っていない。食事マークくらい?
タスクを管理する基本も、
×(完了) → ■
>(移動) → □のまま(さかのぼって済になったものはレ点)
<(長期予定化)→ □のまま(さかのぼって済になったものはレ点)
打消し線(削除)→ 打消し線
に変えている。
バレットジャーナルの「移動」と「長期予定化」がいまいち分からないのと、完了タスクに「ばつ」を付けるのが嫌で×は使っていない。
これ、日本では「丸付け」をするけど、海外では「チェック付け」をする違いかなあ。
デイリーログ、やっぱり仕事とプライベート一体化している方がいいですよねえ。
シンプルにメモしているだけだったら別にいけるか。
そこに「感情」を入れるから見せられない手帳になるんだよな。
で、開かなくなる→見落とす…のループに陥る。
関連しているページをつなぎ合わせる「スレッド処理」は初見。
18ページの次、30ページに関連することを書いている時、ページ数に「30/18」と書くやりかた。なるほどこれならわかり易い。
本当に殴り書きみたいにして使っている、地味~な実用一辺倒のバレットジャーナルがもっと見たい…。
そういう本、出ないかなあ。
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