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カテゴリ:南アルプス
本州に棲息してるクマはツキノワグマですが、狩猟の対象獣であり、クマは怖いという先入観があり、不意の遭遇で過剰反応した人間が結果的にクマを驚かせるようなことをしたり、無意味な威嚇をしたり、子育ての邪魔をしない限り、彼らは意味なく人間を襲うようなことはありません。 近在でクマが発見されるとすぐ猟友会が出動し、たちまち射殺。 などということを日本人は平気でやっている。これは幼稚で野蛮な行為と言われても仕方ないが、クマから見たら人間はルール無視の攻撃的な怖い生き物と思われている筈である。 しかし近在の猟師にとって狩猟期間に捕獲するクマの胃(胆嚢は)高価で取引される数少ない収入の一つでも或る。 グラム1000円が相場と聞く。 日本ミツバチを飼育しはじめてクマとの拘わりは年々多くなったような気がします、食害に遭ったのも6年ほどで20箱をこえる、特に一昨年は8箱もの被害が9月中頃におきています、今年は対処を考え一群の被害も受けずに済みそうですが、8月中頃までに安全な所に移動すると食害は減ります、夏までは自然の中に豊富に餌があり、来るべき越冬の為、秋口には脂肪分を蓄える為、より栄養のあるハチミツを狙うのでしょう。 直接クマに出くわしたのが10年ほどで3度あり、いずれの時もクマもびっくりし、逃げ去るときが普通ですが、もし出会ったら、あわてずに、逃げ出さずに、目をそらさずにゆっくり後ざすりするとクマのほうがどちらに逃げればよいかみきわめて去っていきます、間違っても同じ方向に走り出さぬ事、逃げるものは追いかけ襲われる可能性があります。 クマのテリトリーはおおよそ2キロ四方ぐらいかと思われますが、近年は過密になっているはずです、10日~半月ほどで自分のテリトリーの中を同じところを巡回してる習性を持っています、おもしろい話に立ち木の伐採の境界のマーキングスプレーを太い松ノ木にしたら、2.3日してツメでガリガリにかじってある、だれが消したのかとその上にまたマーキングしたら1週間ほどで又かじってあり最後には2メートルもの高さになりました、しかるにこの松ノ木はクマにとってテリトリーの印の木だったのです。 今年もそろそろ冬眠に入る頃です、うまくすればその姿、足跡などが撮れればと唐沢、桐沢と以前に見かけたところに出かけましたが出くわすことは出来ず徒労に終わりました。 宮崎学写真館の、『森の365日』、を訪れて、もう少しクマの生態を知ろうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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