^-^◆ なんとも切ない話<車イスの老婦人>
◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ なんとも切ない話<車イスの老婦人> まだ母が存命のころ、病院に母を見舞った時の事です。三階の面会スペースで少し待ち時間がありました……。ジュースを飲みながら、常設の雑誌に目を通していますと……、車イスを押した、ご夫婦らしいふたり連れが来られたわけです。イスには、白髪のエレガントなご婦人が座っています。年齢は、80代半ばというところでしょうか……。とても品の良い老婦人です。車を押してきたふたりは、子供さん夫妻でしょう。…………50歳前後といった感じ……。 少し離れているので言葉は明快には聞こえてきませんが……、3人で、あまり話が弾んでいる風でも無いようです……。少しして、女性の方が病室の方に行ってしまって、男性と車イスの老婦人二人になりました。二人きりになったので会話が途切れ途切れ聞こえてきます。 息子さんと、その嫁だろうと思っていましたが……、老婦人の言葉遣いからして……どうも違うようです……。「…………すみませんねぇ……」とか、「忙しいんでしょう……」とかいったご婦人の言葉が聞こえてきます。 ジュースの瓶を捨てに行って戻って来ますと、男性が向い合せに座っていたイスを、隅の方に片付けている所でした。病室に、戻るのかな……?……と、思っていたら、やおら、老婦人が言いました。「ホントに……ありがとうございます……。 ところで……、おたくは、どちらさまですかねぇ……」えっ!あんなに長い事話していたのに…………。……!男性が、静かに手を握ってゆっくりした口調で言いました。「あなたの、息子なんですけどねぇ……」苦笑いのような切ない表情です……。……何とも言えない面持ちです……。 今でも、あの時の男性の、やりきれない表情が浮かんで来て、ちょっと、胸が詰まる思いがします……。 老婦人は、男性の顔をちょっと見ただけで、そんなバカな……というような顔をして、外の景色に目を移してしまいました。 後ろに回って…………、私にちょっと会釈をして、車いすを押す男性……。その後ろ姿が…………寂しく……悲しく……。 認知症…………。お陰様で、我が家は父母共に遭遇しませんでしたが…………、何とも、切ない状況です……。聞くところによりますと、もっと大変で悲惨な状況も、たくさんあるようですが……。………静かな、この光景も……胸痛きものを感じました。 早期発見、早期治療が、症状の進展を遅らせると聞きます。心して対応し……、兆しあらば……、できるだけ早期に手を打つようにしなければなりません……。 5年前、平成25年度に、「精神疾患」が従来の国の四大疾病に加えられ、五大疾病となりました。国として政策的に取り組んでいく病に指定されたわけです。 ひとつは、鬱などの疾患、そして、今一つの大きなテーマが認知症です。 国民こぞって、真剣に取り組まなければなりませんね。 (-_-) 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村