東北のスキー場が変わってきた
東北各地のスキー場が非圧雪コースやツリーランエリアをどんどん広げている。今までは日本社会の体質どおり事故が起きた時の責任逃れのために規制一辺倒だった。よくぞ林を解放し出したといい意味で驚いている。それだけ、高まった需要を無視できなくなったのだろう。多様化する欲求に応えないことにはスキー場同士の客の奪い合いに負けてしまう。深雪滑りとかのカッコ良くて楽しそうな映像で宣伝しないと新たにスキーをしたいと思う人が増えない。今までスキー業界を支えてきた基礎スキーヤーには悪いけどゲレンデに並んでズリズリ滑ってる姿を見ても誰もやりないとは思わないもんね~。何でもかんでも圧雪してればいい時代は終わったのだ。さて、今シーズンまず目を引くのは安比だ。何か吹っ切れたようにツリーランエリアを大幅に広げた。あのゴンドラ下の林もジモティ御用達の西森のあの広大なエリアも開放された。素晴らしい決断だ。ついでに、あそこの林とかあそこのクワッドの下とかも開放してくれるといいのに。どうせみんな滑ってるんだから。笑あ、私は滑ってないよ。…あんまり。(おいっ!)雫石もいい。以前から非圧雪だったスラロームバーンは斜度も適度にあって、距離も長く鉄板のコースだ。注目はキャットツアー。ゴンドラが廃止されて今はもう滑れないレディスダウンヒルコースをキャット(雪上車)で登っていく。独立尾根の4.5kmのコースを一気に滑るのだ。1回3000円。意外と安い。そんなに急斜面はないけど深雪をたっぷり滑れる。ちなみに20代のとき友だちと整地されてるこのコースで一気滑りの競争したけど誰もノンストップで滑れなかった…。そんな滑り応えのあるコースだ。キャットツアーは秋田の田沢湖スキー場から駒ケ岳に登るツアーや地元宮城のすみかわスキー場から蔵王刈田岳へ登るツアーもある。田沢湖はもともと非圧雪コースが多い。私がファット板の魅力を知ったのもここだ。先シーズン初めて行った秋田のジュネス栗駒はリフト下だの林だのどこでも滑っていいみたいだ。…知らんけど。(おいっ!)第2のホームとなってる夏油はもう深雪フリークのためのスキー場だ。ツリーランエリアも更に拡大された。バックカントリーのためのゲートも新設したらしい。ハイクが嫌いな私には関係ないけど。ただ、先シーズンのように雪が多すぎてクワッドが埋まってずっと運休ってのはやめてほしい。大変なのは分かるけどちゃんと日々の除雪と整備はしっかりしてね。こんな風に東北のスキー場がどんどん面白くなってる。早速、この年末寒波でどこで遊ぼうか迷っちゃう。あ、最後にあそこのスキー場についても書かなきゃないか…。あそこよ、あそこ。第1のホームの蔵王。あそこだけは頑なに非圧雪コースを増やさない。ツリーエリアを開放しない。それどろこか先シーズンはみんながよく滑る何ヶ所かの林の入り口に『滑走禁止』のでかい横断幕を張っていた。そこまでされちゃわざわざ入らないよ。雪が降ったら蔵王に行かないから。他の魅力的なスキー場に行くからいいよ。そうやって時代に取り残されればいいさ。まぁ…、横倉の壁を滑りには行くかもしれないけど。(弱気だ…)あと1日、仕事頑張って長い休みはどこで滑ろうかな♪夏油かな?蔵王かな? (行くんかいっ!笑)連休は整地でギュンギュン滑りたい人も連休は新雪をバフバフ滑りたい人も出掛ける前にクリックしてってチョーダイませ。にほんブログ村スキーランキング