悪夢の中の話ですから~少々怖いと感じるかも知れません。
ガンダムOOの世界と設定登場人物が違います。
二次創作なので~苦情は受け付けません。
どうかお許しくださいませ。
その夜、刹那の母はこう言った。
「お父さんは戦争に行ってしまった。もう生きて帰って
来れないから、お父さんには二度と会えないわよ。」
大好きなお父さんがいなくなったと知って、刹那はまた
泣き出した。母親はイラついたように
「泣くんじゃないよ。」
と言った。晩ご飯はシチューだった。
刹那はお腹をすかせていたので、大好きなお母さんの
作った美味しいシチューを喜んで食べた。
母親はにっこり笑って言った。
「美味しいかい。たんとおあがり。このシチューの肉は
おまえが可愛がっていた犬だよ。家にはもう食料を買う
お金が無いからね。最後の晩餐だよ。」
刹那は吐いた。
吐きながら、母親の顔を見ると、彼女は微笑んでいた。
(続く)