|
テーマ:†黒執事†(571)
カテゴリ:「黒執事」小説
BLの苦手な方は読まないでください。 R18指定です。お子様は読んではいけません。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 生まれたままの姿にされたシエルは恥ずかしそうに目を閉じた。 「美しい。」 セバスチャンは感嘆の吐息をもらした。 「坊ちゃん、脚を開いて。もっと見せてください。」 「嫌だ。セバスチャン。どこ見て・・・」 セバスチャンはしなやかな肢体を開かせてシエルの最も感じる 部分に口づけをした。 「あ、ああ~」 シエルは思わず声を出してしまった。シエルは恥ずかしくなり、 自分の手で口を塞ぎ、手を軽く咬み、声を殺した。 「坊ちゃん、声を出すのが恥ずかしいのなら、いっそのこと 猿轡でも致しますか?」 「な、何?!」 「恥ずかしがる必要はありません。他に誰もおりませんから。 存分に声をお出しください。」 セバスチャンはそう言うとシエルの肋骨の上にある刻印に 口づけした。不浄の証であるその刻印に口づけされてシエルは 困惑した。男共に弄ばれた日々が一瞬シエルの脳裏をよぎった。 シエルは家畜のように扱われ、人としての尊厳を奪われた あの日々を忘れることができなかった。それ故、シエルは人と 肌を触れ合わせることを拒んでいた。セバスチャンにも今日まで 許さなかった。悪魔に魂を捧げる今日という日まで・・・どうせ 喰われるなら最後に一回だけ身体を許してやっても良いと思った。 セバスチャンがそれを望むのなら・・・ 「もういい。さっさとやれ。痛くしろと言っただろ?僕に前戯は 無用だ。」 「坊ちゃん。」 セバスチャンの赤い瞳が光った。セバスチャンは何か言おうと したが、呆れたという顔をした。そして、微笑んでこう言った。 「では、遠慮なく、いただきます。」 (続く) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|