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カテゴリ:アニメ
「奏多さんが冷呀」 衝撃の事実に驚きを隠せない夕月。 「若宮奏多の名はもう捨てた」 ワルプルギスの夜、デュラスを召喚し、夕月を襲わせたのは 奏多だった。 「僕を仕留める?」 「言ったろう夕月。簡単に人を信じるなと。人は人を裏切る。」 絶望する夕月にルカは 「裏切らないものもある。俺は夕月を裏切らない!」 だが、同族を裏切ったルカも同じだと笑う奏多。 氷に囲まれた異空間へ隔離される夕月。 「これは夢?」 「これは現実だよ。夕月」 「嘘だ・・・嘘だって言ってください!」 「僕を憎んで死んでくれ!」 冷呀の氷が、夕月に放たれる。 だが、天白が身体を張って夕月を庇った。 「相変わらず遅いご到着だな。天白。」 背中に氷が突き刺さっても、あっという間に傷が治った。 冷呀は自分が止める。冷呀と戦うのは自分。 それが祇王の宿命だと言う天白。 「夕月、僕はお前を殺す。」 ルカが飛び込んで来て夕月を庇う。 手加減が出来ないから下がっていろと言う天白。 「たとえ相手が、かつての友であろうとも!」 お互い手にした書物を開き、召喚呪文を唱える二人。 出現した扉から紅龍と蒼龍が現れる。 愁生は双子のオーパストを緊縛、焔椎真が留めを刺す。 冷呀の力はまだ完全には覚醒していない。 焔の中の冷呀が天白の記憶に蘇る。 「終わりだ。冷呀!」 最後のとどめを刺そうとした時、 「やめてください!」 今まで奏多がくれた笑顔や言葉がすべて嘘だったとは 思えない夕月。 「天白の言う言葉がすべて真実だと思うな。」 と冷呀は言い残し、去ろうとする。 「もしあの時、僕が一緒に帰ると言ったら・・・」 「さようならだ。夕月。」 冷呀は魔界の扉を開けて行ってしまった。 奏多の頬の傷を見て、「痛いの痛いの飛んでいけ!」 と言った夕月。ずっと一緒にいた二人が何故 戦わなければならなくなってしまったのか・・・ 夕月は涙を流し、奏多の名を叫んだ。
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