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カテゴリ:「ガンダムOO」詩・小説
BLの苦手な方は読まないでください。
あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「何故、服を着ていない。」 ロックオンが怪訝そうな顔をした。 「何かされたのか?」 ロックオンが心配そうに刹那に聞いた。 「なんでもない。」 刹那はロックオンの手を振り払って俯いた。しかし、身体中に つけられたキスマークは何をされたのか物語っている。 ロックオンは痩せ細った刹那の身体を抱きしめた。すると、 「放せ。」 刹那はロックオンを突き飛ばし、ベッドから飛び起きた。 ロックオンは刹那の下半身にまでつけられたキスマークに 困惑して目を伏せた。そして、怒りをあらわにして 「誰にやられた?まわされたのか?」 と聞いた。だが、刹那は答えなかった。その時、崩れた反対側 にある部屋の扉が開いた。グラハムだった。 「まわすわけないだろう。僕がたっぷりと可愛がってあげたん だよ。僕は刹那の望む事をしてあげたんだ。君らにはできない 方法でね。刹那はもう僕に夢中さ。刹那、おいで。」 グラハムが呼ぶと、刹那はグラハムの元へ駆けて行った。 「キサマ、刹那に何をした?!」 「フフッ・・・知りたいかい?」 グラハムは不敵な笑みを浮かべた。 「彼は私の人形になったのだよ。」 「どういうことだ?」 「こういうことだよ。」 グラハムは刹那に口づけをした。刹那は嫌がるふうでもなく されるがままになっていた。ロックオンは信じられないものを 見たという顔をした。 「刹那から離れろ!!」 ロックオンは銃を構えた。 「ムダだよ。」 グラハムは素早く刹那を盾にして、刹那に銃を渡した。刹那は ロックオンに発砲した。ロックオンは咄嗟に避けて撃ち返した。 射撃の腕が良いせいかグラハムの肩に当たった。 「チッ!!」 グラハムは片手で肩を押さえて、後ずさり、ドアから逃げて 行った。残された刹那は銃を持ったまま呆然としていた。 ロックオンは無言で刹那から銃を奪い取ると、刹那を担いで、 ガンダムに乗り込んだ。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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