あすなろ日記

　
　赤い左目を持つ八雲。カッコイイ　

　斎藤八雲を訪ねて来た小沢晴香。

　旧校舎の開かずの間へ行った４人は黒い影に襲われて、

　悪霊にとり憑かれ、友人は発狂し、男子生徒は自殺。

　八雲に霊感があるという噂を聞いた晴香は除霊を依頼する。

　「２万５千円」

　友達でも恋人でもないからお金を取ると言う八雲。

　カードあてが鏡によるイカサマだと気付いた晴香は落胆し、

　帰ろうとする。

　「信じる信じないは君の自由だ。だけど僕には

　死んだ人の魂が見える」

　交通事故で亡くなった姉の話を聞かされた晴香。

　八雲を友人が入院している病院へ連れて行くと、

　衰弱した彼女の足元には霊が！！

　霊が見える八雲は彼女たちの話を聞く。

　誰かが旧校舎で彼女たちを殺したかその遺体があるという。

　一緒に旧校舎に行ったもう一人の男子生徒が自殺した。

　高岡という教師が教えてくれた。

　晴香を狙っているのは人間だと八雲は言う。

　「可能な限り僕の傍にいろ」

　旧校舎へ向かった八雲達は高岡先生の許可がいると言われ

　道の脇の茂みに荷物が埋められているのを発見する。

　犯人は高岡に違いない。

　晴香を拉致した高岡。

　晴香の危機を八雲に教えてくれた小さな女の子の霊。

　旧校舎へ駆けつけ、晴香を助ける八雲。

　高岡に殴りつけられた八雲の目が赤く光る。

　「僕のこの赤い左目は死してなお思いを残した人の魂が見える」

　高岡は旧校舎に火をつけ逃走。

　だが、後藤刑事に高岡は逮捕される。

　屋上へ逃げた八雲と晴香は腰を下ろして消防車を待つ。

　旧校舎から聞こえるピアノの音の幽霊の話を聞き、

　そこに姉がいるのではないかと思ったという晴香。

　子供の頃、誰からも愛され、必要とされた姉に意地悪して

　みたくなって、遠くに飛ばしたボールのせいで、姉は

　車道へ飛び出し、交通事故で死んでしまった。

　ずっと姉は自分を恨んでいるのではないかと涙を流す晴香。

　「姉さんは君を恨んでなんかない」

　「会いたいな。お姉ちゃんに」

　八雲の赤い目が綺麗と言う晴香。

　彼女の頬を包み、目を閉じろと言う八雲。

　晴香の前に姉が現れ、やさしく抱きしめてくれた。

　娘は必ずよみがえる。

　「人の魂の本質は闇だ」

　両目とも赤い光を放つ男が登場。

　次回が楽しみです。



　　　

心霊探偵八雲（第1巻） 価格：588円（税込、送料別）