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あすなろ日記

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2011年02月15日
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カテゴリ:「秘密」詩・小説

 BLの苦手な方は読まないでください。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



   手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート   



 「なるほど。それで殺したのか。心機一転やり直そうとした

 田中は努めて穏やかに全ての生徒に当たり障りなく若干距離

 を置いて接していたが、保健室で何かが壊れたんだな。おそらく

 魅かれていた岡田君に何か酷い事を言われたんだろう。

 本来、正義感が強く熱くなるタイプの人間は大人しく目立た

 ないように暮らすだけでもストレスが溜まるはずだ。ましてや

 いじめられた経験がある人間は心にトラウマを抱えるものだ。

 田中は可愛がっていたいじめられっ子の男の子に裏切られた

 と思っているのだろう。心に闇を抱える人間はふとした事が

 きっかけで、凶悪犯になる事がある。もし、保健室で岡田君に

 罵られたとしたら、それだけで、心が壊れる原因になりうる。」

 「はい。実際に田中はセクハラはしていませんから。保健室

 での行為はセクハラに入るのかもしれませんが、それ以外は

 一切ありません。」

 「容疑者の男性関係を調べろ。おそらく男性経験もあまりなく、

 禁欲生活が続いていたのではないかと思う。かなり抑圧された

 性欲が爆発し、一人目を殺害した後で、二人目への復讐を

 果たしたのだと考えられる。この連続殺人事件は青木の

 言う通り怨恨だ。快楽殺人と考えたのは僕のミスだった。

 よく見れば、被害者3人の顔は似ていないじゃないか?

 何故3人とも鈴木に似ているように思ったのだろう。」

 「薪さん、3人目の被害者、佐伯が殺害した少年は鈴木さんに

 似ていますよ。どちらかというと1人目の被害者の岡田君は

 佐伯に似た美少年で、2人目の被害者の大島君は俺に似て

 います。目が細くて背が高いところなんかそっくりです。

 世間一般的に考えたら、目の大きさが違えば、顔は似ている

 とは言いません。顔のランクも上・中の中・中の上と3人とも

 違います。でも、薪さんは殺された3人が自分の男3人に偶然

 それぞれ顔が似ていたので、被害者3人が似たような顔と

 思ってしまったのでしょう。俺も皆から鈴木さんに似てるって

 言われていい気になってました。」

 「言っておくが、佐伯は僕の男じゃないぞ。」

 「はぁ。まぁ、そうでしたね。それより俺は薪さんの好みの顔で

 良かったです。」

 「何を言ってるんだ。別にお前なんか好みじゃないぞ。」

 「はいはい。分かりました。薪さんは俺の事なんか別に

 好きじゃないんでしたよね?」

 青木は少し拗ねたように言った。薪が何か言おうとした時、

 青木は突然、薪を抱き寄せた。ゆっくりと顔を近づけてくる。

 青木の唇が薪の唇に触れると、先ほどの言葉とは裏腹に

 熱い口づけを交わした。長いディープキスの後、青木は

 「今晩、薪さんの家に行ってもいいですか?」

 と聞いた。すると、薪はこう言った。

 「調子に乗るな。お前は今日中に報告書を提出しろ。真犯人を

 捕まえるまではおあずけだ。」


                          (続く)


   手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  


   










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最終更新日  2011年02月15日 22時04分56秒
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