201221玉名五山・清源寺・位置
「玉名五山」を調べていて、以下の資料に出会いました。広報ながす 62号です。この中で、以下の様に書かれている。 (清源寺跡)宮崎にあり、本寺は禅宗に属せりという。廃寺の年代を 審かにせず、寺跡に真宗西派光正寺を建つ。 光正寺は、現存している寺院であり、現在の住職は法康之さんで、六栄地区公民館長を兼務していられる。光正寺の由来は、玉名郡誌に次のように書いてある。 〃当庵由緒之儀は、往古は禅宗清原寺と申す寺跡において玉名郡 長洲町西光寺隠居宗仁と申す僧、慶安四年(一六五一年)三月 当所に転居仕り、其後二男宗善を以て一代住居相願侯処、明暦 三年(一六五七年)四月玉名郡宮崎出目村へ一代住居藩より被差 許侯。猶今般永代庵室に被差許侯也〃 光正寺の御本尊は阿弥陀佛であると記録されている。光正寺を訪ねると、庵室の前に石塔があり、それに梵字が刻まれており、由緒ある古い寺院の跡であることを示している。恐らくこの石塔は、その昔、立派な寺院が建っていたてあろう清原寺の庭に建立されていた石塔の一つてあると推定される。梵字が刻んである石塔は、長洲町ては葛輪の板碑についで二番目のものてある。この中の、光正寺は、32.932798, 130.470932