今朝は、再びフットワークの軽いバイクを使って、チェンマイの市街を遥かな高みから見下ろす位置にある、山のてっぺん近くに建つ壮麗な寺院、ドイステープを目指しました。
このお寺の姿は、チェンマイの街中をうろうろしてても、何処からでもよく見えるみたいです。
でも、いざ足を向けてみると町の西外れにあるチェンマイ大学の構内からでも、さらに西に向かって山の上り坂がつづく道路を十数キロも走らないと到着しないので、自転車ではちょっと無理かなあ?!
☆こちらはタイ南部・ランタ島の夜明け☆
まだ、夜が明けて間もない時刻なせいか、街に向かって開けているひっそりとしたテラスは、人影もまばら。
しかし、聖地として名高いドイステープ、空の明るさが太陽が昇るにつれて増して来て、巡礼者や観光客がみるみる境内を埋めて、読経の声や鐘を鳴らす音が絶え間なくひびきます。
思えば、このテラスに初めて来たのは1987年の4月。
首都のバンコクで大学生をしていたチェンマイ出身のタイ人とひょんなことで知り合い、ソンクラーンというお釈迦様の誕生日を1年の始まりのお正月とする習慣から、4月になって正月祝いのために里帰りするのに「いっしょに、おれの田舎に行って見ないか?」と誘われ、それにつきあったのです。
あの22年前の自分と、もうずいぶん遠い場所まで隔たってしまっている自分。
まったく同じ場所に立ってみて、時の流れの無常さを感じます。
とっても純粋だった、ピチェットという名前の彼と、宿の近くの露天のビアホールで、彼の下宿やおいらの定宿で、人生や恋愛や宇宙の神秘について、熱く語ったものです。
大学を卒業したチェンマイの彼は、しばらくバンコクで政府系機関に就職していたけど、幼馴染みの英語教師と結婚したのを機会にふるさとへUターン。
チェンマイ近くの都市に新しく出来た工業団地に進出した日本企業に転職、次第に世慣れてふつーの生活に染まり。。。
順調に地位もステップアップして、今ではちょいと裕福な生活に足を踏み入れたタイの男性が誰でもやりがちなように、きれいな若い愛人(ミヤ・ノーイ)の写真をおいらに見せて自慢するようになっちゃってますもんね。汗
しばらく、山頂の寺院を散策したあと、スムーズに山を降りるとチェンマイ動物園が。
20年前に来たときは、なんだかしょぼい動物園だったんだけど、最近はけっこう進化してるうわさを聞いてたので、新設された大規模な水族館のサインボードにも誘われて、体験して来ました。。。
近頃流行の、檻のまったくない開放型の動物園なので、日本とちがって熱帯にいる動物たちが、熱帯の植物たちのなかで、のびのびと幸せそうに見えます。
動物園に閉じ込められて、不幸そうな目をしてる動物たちと視線を合わせてしまったりすると、見物客のほうも、なんだか居心地が悪いよね。
いくつもの山を、その起伏そのままに動物園にしちゃってるもんで、とにかく広大過ぎて、坂道も多いし、全部歩いてたらへばりそう。
なもんで、ほとんどのひとびとが利用してるのは、あちこちに自由に乗り降りできる停留所があるシャトルバスが20バーツで出ています。
いっちょまえにコアラやパンダも居ました。
けど、どーゆー訳かパンダさんだけ別料金で、さらに50バーツとられちゃいます。
おいらは、日本で何回も見てるのでもちろんパス!です。笑
動物園の職員の人に聞いたら、お客の大部分は現地のタイのひとたちで、欧米人や日本人を始めとする東洋人などの外国客の姿は少ないらしい。
けっこう、動物たちの内容も充実してるんだけどね・・・値段もそんなに高くないし。
あ、そう言えばチケットの窓口でタイの言葉を使って「おとな一枚ください」ってやったら。
なぜか、外国人でなくってタイのひとたちの価格の50バーツの切符が出て来ました。
【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!)
↓ ↓
映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月
タイ国王在位60年
★これは↑タイ王室伝統の儀礼用乗り物。2005年にバンコクの国立博物館で撮影。
映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん
映像アルバム】チェンマイの象さん
雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.
森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れ
タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?!
ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。
映像】カンボジアの田舎町を散歩
☆タイとカンボジアの国境の町では、沢山の物資が流通しているので、多くの手製リヤカーが活躍してました。
映像】バンコクでホッと一息。~カンボジアからの帰還。
ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれ
タイの友人画家が描いた絵
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