テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:実話・伝記・歴史・戦争
自分の命をかけて自爆テロをするような人は、
狂信的で、私とは違う人間だと思っていた。 でもこの映画の、サイードとハーレドは 極悪でもなく、ごく普通の青年に思えた。 若い者に「他に選択肢はない」と思わせる、 テロ組織の年配者たちが、とても印象的だ。 単純な善悪の判断をしていない作りが、 なぜテロ行為をするのかと問題提起する。 父が密告者だったという負い目を持った サイードの選択、最後の瞳が強烈だった。 フィクションとドキュメンタリーの間に あるような作品で、とても考えさせられた。 (2005年/パレスチナ・フランス・ドイツ・オランダ) * * * * * お友だちの映画満足度 * * * * * 上映後、ハニ・アブ・アサド監督の Q&Aがありました。 ◆ HPランキング こぶたのべイブウ映画日記トップへ 俳優 監督 検索・DVD検索・楽天トップへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[実話・伝記・歴史・戦争] カテゴリの最新記事
|
|