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カテゴリ:小学生クラス
小学生はCDと一緒に読む、つまり聞き読みシャドーイングをしている生徒と、私と1対1で読んでいる生徒に分かれて多読をしています。まだ1年目の生徒には聞き読みシャドーイングはなかなか大変なことです。
アルファベットがやっと全部分かる程度、フォニックスの26文字の基本の音が分かる程度です。 大人の多読は7~8割以上は分かるものを読んだ方いいと思いますが、小学生に関してはほとんど分からないものを読んでいることになります。読み聞かせをしてもほぼ絵で理解していると思います。こんな状態で進歩するのかと、心配になってしまうでしょう。保護者の方も読めていないようです、と不安になる方もいます。 ここが踏ん張りどころだと私は思います。 私と1対1で読んでいる子はゆっくりと私の声で読むのでまねをするのは簡単ですが、CDで読んでいる子はいったいどこを読んでいるのやら、というくらい全く英語の音とは思えない音を出している事があります。 シャドーイングのモゴモゴ状態、今日の小学生の1人はCTP(Creative Teaching Press)の“Is it Alive?"を聞き読みシャドーイングしていましたが、ほぼ、イーアーウーぐらいにか聞こえません。もう1人聞き読みシャドーイングしている子はかなり長い文なのですが、きれいな英語の音が出ています。意味は2人とも絵で理解している程度でしょう。 2人の理解度にはそんなに違いはないのですが、音をまねる、声に出す事が難しいのだと思います。 今までもこういうケースが数人いて、私もあせってつきっきりで音を教えようとした事もありましたが、これはうまく行かない事が分かりました。じっと我慢です。ある時からしっかりとした音が出る様になってきました。 絵だけで理解していても楽しく読んでいれば良し、そしてじっとその時が来るのを待つ事にします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.02 23:43:00
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