今日、偶然に、「汗をかく」の「かく」を漢字で表すと「掻く」だということを知りました。「掻く」といえば私が集めている耳掻きなんかに代表されるように痒いところをかくのに使う言葉、あるいは「水掻き」「人波を掻き分ける」のように障害物を手でどけるみたいな意味の言葉だとばかり思っていたから、ちょっとびっくりしました。
で、気になってネットで調べてみると、「汗を掻く」という行為はそもそも発汗したせいで皮膚がむず痒くなってボリボリと掻いてしまう様を示した表現であって、転じて今では発汗作用そのものを指すようになったんだとのこと。なるほど…んじゃぁ、「べそをかく」ってのも、頬を伝う涙がむず痒いからそういう表現が使われたのかなぁ? でも泣いてる時って、感情があらわになっているから頬の痒みなんて全然気にならないような気もするんですが。
あと「恥をかく」の「かく」も、「掻く」の字を使います。こちらもまた、人前で恥ずかしい思いをすると汗が滲み出てくることから派生したんでしょうか? う~ん、よくわかりませんねぇ…
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Last updated
2003.08.21 00:48:53
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