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テーマ:たわごと(26839)
カテゴリ:東日本大震災
午前7時過ぎに起床。
いきなり、福島第一原発の2号機で爆発があったとのニュースが流れる。 しかも、事態はより深刻であり、原発周辺の放射線量を計測したところ、単位がマイクロシーベルトではなくミリシーベルト!? この事態を受け、避難のレベルがまた上がる。従前より行われていた同原発周辺20キロ以内からの避難に加え、20~30キロの区域でも「屋内退避」の扱いとなってしまった。 屋内にいてくれと言われても、できる訳がないだろうというのが実感だ。じっとしていて救援物資もろくすっぽ受け取れないのであれば、遠方に逃げた方が良いに決まってる。 しかも、屋内退避の地域の読み上げ方が変だ。いわき市や飯舘村など区域の一部しか屋内退避対象地域にかかっていないのに、市町村名だけ読み上げたら、当該市町村の全域が対象地域だと誤解されかねないではないか。 午後2時過ぎに、秋田県に住む友人から電話がかかってきた。そちらの状況はどうだと訊ねると、地震の被害は大したことはないが生活物資、特にガソリンの欠乏が著しく、仕事にならない状況とのこと。東北地方の物流上の背骨となっている東北自動車道が、現在救援物資の運搬専用路になっている影響もあるのだろう。彼らもまた被災者、被害者だ。 しかし、彼は私のことを案じてくれ「秋田に移住するか?」などと、優しい声を掛けてくれる。非常に有難いことである。私達家族もそうした方がいいかと思いかけるが、長距離移動に耐えうるガソリンがないし、気力も萎えかけているのが現状だ。 夕方から雨が降るとのことで、地震で多少破損した屋根裏を、義父と共にメンテナンス。ブルースートやシーツなどを敷き詰めるが効果はなかったようで、雨が降り始めると同時に酷い雨漏りとなってしまった。地震、津波に伴う原発爆発という二次災害同様に、我が家の二次災害の状況も深刻だ。 家中に置いたバケツに雨水が溜まっていく様子を嘆きながらテレビを観ていたら、夜10時半過ぎに静岡県東部で強い揺れとのニュース。あの辺りにも仕事上でお付き合いのある方が住んでいる。被害の状況が心配だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.20 10:39:47
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