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テーマ:懐かしい昔の話(545)
カテゴリ:マヌケな昔話
前の日記で「20世紀少年」とオウム真理教との関係を書いていたら、かの教団が起こした一連の事件がマスコミの話題を占めた1995年について、ちょっと書きたくなりました。
確かに、あの年の報道ぶりは、過熱極まるものがあったと思います。教祖どころか教団幹部の半生までもが報じられ、彼らがいかなる過程で人生を狂わされたのかが克明に紹介される状況… 当時の私は大学在籍6年目。将来どうしようか全然決められず宙ぶらりんの状態だったので、まさに一歩間違えばそちらの道へと迷い込んでしまったのではないかという気が、しなくもありませんでした。 ただ、彼らの半生は、ある意味反面教師でもあったと思います。今はこのような半端な立場だけど、いつか絶対シャバに出て(=まともな就職をして)やる! 的な気持ちもありましたから… シャバに出るのが目標というのも何だか変な話ですが、就職浪人が今ほど「よくある立場」ではなかったせいもあり、新興宗教的なものからできる限り遠ざかりたい心境も、人並み以上にあったかもしれません。 あと、この年は、私の人生でも最も多量の本を読んだ年でした。読まなければ卒業が覚束なかったせいもありますが(おいおい)時代的な背景も相俟ってか、いろんな人の考えを吸収し、勉強しようという意欲が強かったのかな~とも思います。 【中古】 有田芳生の対決!オウム真理教 / 有田 芳生 [新書]【あす楽対応】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.05 15:00:00
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