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テーマ:笑点について(36)
カテゴリ:企画モノ
前のエントリで書いた予想、思いっきり外しました。小痴楽じゃなかったかぁ…よくよく考えてみれば現在小痴楽は他局のドラマでナレーターとして出演しているし、「笑点」メンバーに選ばれていたらドラマのオファーなんて受けませんよね。
それにしても、春風亭一之輔というのは結構なサプライズです。メンバーに選ばれたら面白いだろうなと思う一方で、多忙だから難しいかな…と思ってもいました。40~50代の落語家だと、同じ理由で柳家喬太郎や立川談春もないだろうなと思っていましたが。でも、初回のレギュラー出演から早速司会の昇太や同年代で旧知の間柄である桂宮治と掛け合いを見せていたのは一之輔さすが!と思いました。今後に期待が持てそうですね。 また、今回一之輔が選ばれたことで、今後下記の落語家はメンバーに選ばれる可能性が低くなったな…とも思いました。 (1)45歳より年長の落語家。 一之輔は現在45歳。昨年メンバーに抜擢された宮治も就任当時は45歳。そして、2016~2021年にメンバーだった林家三平も、就任時点で45歳。となると「笑点」制作サイドはメンバー選定の基準を45歳前後に置いていることが推察されます。従って、現時点で45歳を超えている落語家は、今後新メンバーに選ばれる可能性は低いと考えていいかと。今回新メンバーが噂された落語家には立川流の立川晴の輔がいましたが、現在50歳の彼が今後メンバーに選ばれることはたぶんないのかな… (2)林家彦六一門の落語家 今日の「笑点」で、林家木久扇が自分と一之輔が同じ林家彦六(八代目正蔵)一門であることを話していました。同門からメンバーが二人となると、今後同門からは選びにくくなることが予想されます。ちなみに同門で新メンバーが噂された落語家には、春風亭小朝とその弟子である蝶花楼桃花、木久扇の実子である二代目林家木久蔵といった面々がいます。 (3)日大出身の落語家 一之輔のプロフィールを改めて確認すると、千葉県野田市出身で春日部高校(隣県の進学校に越境進学している点は、個人的にはかなり興味が湧くところです)⇒日大芸術学部に進学しているんですね。となると、同門の落語家と同様、同じ大学出身の落語家もメンバーに起用しづらくなる可能性があると考えます、日大出身で新メンバーが噂された落語家は、冒頭で触れた喬太郎をはじめ、立川志らく、柳家わさびといった面々が。ネタとして「桂歌丸の孫」を自称するわさびは宮治が新メンバーになった際にも候補と目されていましたが、宮治が「わさび色」の着物を着て「笑点」に出演するようになったことも相まって、だんだん新メンバーから遠ざかっているようにも感じられます。 長寿番組とはいえ、「笑点」は木久扇を筆頭に三遊亭好楽、三遊亭小遊三と高齢メンバーがまだまだ多く、今後もメンバーの入れ替えは必須。どんな落語家がメンバーに入ったら番組がもっと面白くなるかな?との視点を持ちながら、落語界の動向に興味関心を持ちつつ、今後も観ていきたいと思います。 DVD BOOK 春風亭一之輔 十五夜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.05 20:17:56
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