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CAPTAINの航海日記

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2024.04.18
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テーマ:大学入試(149)
カテゴリ:企画モノ


先日、福島都市圏の進学校3校(福島、橘、福島東)について、国公立大合格者数に占める地元大(福島大、福島県立医大)の合格者数が増えているという内容のエントリを書きましたが、この内容、もう少し深堀りしたくなり、3校合算で2014~2023年の10年間における大学合格傾向を調べてみることにしました。
なお、元資料は各高校の同窓会報から引用し、福島、橘は現浪合算の人数、福島東は現役のみの人数です。また、一部大学の合格者数が不明だった箇所がありますが、この点は適宜注釈します。

まずは国公立大編。3校合算だと10年間の国公立大合格者数は、以下の通りとなります。

2014年 465人(福島211人 橘160人 福島東94人)
2015年 444人(福島191人 橘151人 福島東102人)
2016年 449人(福島222人 橘137人 福島東90人)
2017年 476人(福島218人 橘158人 福島東100人)
2018年 487人(福島199人 橘176人 福島東112人)
2019年 461人(福島225人 橘156人 福島東80人)
2020年 461人(福島219人 橘154人 福島東88人)
2021年 483人(福島239人 橘154人 福島東90人)
2022年 459人(橘201人 福島183人 福島東75人)
2023年 460人(福島213人 橘163人 福島東84人)

面白いのは、各校とも細かく増減しているにも関わらず、3校合算だと国公立大合格者数に大きな変化が見られないこと。400人台半ばから後半を安定して推移しています。
ところが、難関大の合格者数はこのようにはなっていません。当ブログで難関大の基準としている卓越型大学(計16校)の合格者数は、以下のような推移を辿っています。

2014年 104人(福島87人 橘13人 福島東4人)
2015年 90人(福島72人 橘12人 福島東6人)
2016年 93人(福島73人 橘17人 福島東3人)
2017年 85人(福島59人 橘19人 福島東7人)
2018年 80人(福島64人 橘14人 福島東2人)
2019年 73人(福島64人 橘6人 福島東3人)
2020年 76人(福島63人 橘8人 福島東5人)
2021年 84人(福島76人 橘8人 福島東0人)
2022年 59人(福島49人 橘10人 福島東0人)
2023年 63人(福島51人 橘11人 福島東1人)
 ※福島高校の合格者数は、以下の大学が含まれていない。
   東京農工大、金沢大、名古屋大、大阪大、神戸大、岡山大、広島大、九州大

明らかに漸減傾向。2019年と2022年にガクッと減ってそれ以降回復できない状況となっています。卓越型大学の合格者数の大半を占めているのは福島高校であり福島高校自体の合格者数も漸減傾向にあるように見受けられますが、むしろ目立つのは橘高校や福島東高校の減少ぶりで、特に福島東高校は直近3年間で卓越型大学合格者数がわずか1人となっています。
では、この減った合格者数はどこに行ってしまったのか? 特に増加傾向にあったのは、新潟大と福島県立医大でした。両大学の合格者数の推移を紹介します。

 (新潟大)
2014年 30人(福島15人 橘8人 福島東7人)
2015年 32人(福島13人 福島東11人 橘8人)
2016年 24人(福島16人 橘・福島東4人)
2017年 35人(福島20人 福島東9人 橘6人)
2018年 34人(福島・福島東13人 橘8人)
2019年 55人(福島31人 橘15人 福島東9人)
2020年 33人(福島17人 橘14人 福島東2人)
2021年 33人(福島・橘14人 福島東5人)
2022年 49人(橘22人 福島21人 福島東6人)
2023年 40人(福島24人 橘12人 福島東4人)

 (福島県立医大)
2014年 36人(福島24人 橘10人 福島東2人)
2015年 25人(福島15人 橘7人 福島東3人)
2016年 25人(福島17人 橘7人 福島東1人)
2017年 30人(福島20人 橘6人 福島東4人)
2018年 26人(福島18人 橘6人 福島東2人)
2019年 27人(橘13人 福島12人 福島東2人)
2020年 29人(福島14人 橘11人 福島東4人)
2021年 46人(福島22人 橘16人 福島東8人)
2022年 45人(福島21人 橘16人 福島東8人)
2023年 53人(福島24人 橘17人 福島東12人)

新潟大の合格者数は2019年に突如激増し、その後元に戻ったものの2022年以降再び上昇傾向。福島県立医大の合格者数は2021年に保健科学部が発足した影響でこの年以降急増しています。
新潟大が増えた背景としては、2022年以降は卓越型大学からランクを落とす受験生が一定数いたものと推察されます。2019年の単年増加に関しては、この時期に起こった大都市圏私立大の定員厳格化の影響がある程度あったかもしれません。この件については次のエントリ(その2)で述べたいと思います。
また、新潟大の高校別合格者数をみると、福島高校と橘高校が増加傾向にある一方で福島東高校が減少傾向にある点も、興味深いですね。新潟大がここ数年で難化したという話は聞かないので、新潟大を目指せるだけの学力を有する生徒が福島東高校に進学しなくなったと考えた方が良さそうに思うのですが…
あと、福島県立医大と並ぶ地元大の福島大ですが、下記の通り例年100人前後から130人台の合格者を輩出し続けています。底堅いですね。

2014年 *98人(橘46人 福島東31人 福島21人)
2015年 113人(橘53人 福島東36人 福島24人)
2016年 108人(橘44人 福島東35人 福島29人)
2017年 110人(橘47人 福島36人 福島東27人)
2018年 134人(橘62人 福島東47人 福島25人)
2019年 112人(橘49人 福島36人 福島東27人)
2020年 111人(橘40人 福島37人 福島東34人)
2021年 132人(橘54人 福島42人 福島東36人)
2022年 *98人(橘51人 福島東30人 福島17人)
2023年 104人(橘41人 福島35人 福島東28人)

福島大の合格者数は2018年以前だと橘>福島東>福島の順になることが多かったのですが、2019年以降は橘>福島>福島東になるケースが増えてきました。新潟大と違って福島東高校からの合格者数が大きく減っている訳ではなく、むしろ福島高校からの合格者数が増加傾向にあります。これもまた、大都市圏私立大の定員厳格化の影響なのかもしれませんね。本命国公立大の併願校として私立大ではなく福島大を活用しているように伺えます。


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Last updated  2024.04.19 07:21:01
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