トラウマの橋?
去年の秋・・・ 食いちぎられた小鹿の脚が落ちていた・・・(怯) って言うか、この付近 本当に大自然のど真ん中です! 野生動物が日常的に闊歩してます シカやカモシカの亡骸は 結構、普通な落ちてたりします 山の中に入ると 骨が転がっていることもあるそうです! まあ、そんな 弱肉強食の大自然の掟の中に架かる 道伸橋の1つ手前に架かっている 峰張橋 が! 見えてきました ちなみに この付近・・・ 道路脇に大量のワイヤーが掛かっているのですが 元々は、この先にあった 浄水設備に水を運ぶための導水管が吊ってあったらしい? 恐らくは 珪砂工場よりも上流で取水された水を この先の浄水設備に・・・ って! なんで、そんな奥地から水を引く必要があったのかと言うと 特に! 道伸窪抗は 国内でも最大級の磁鉄鉱の埋蔵量を誇っていた鉱床だったので 掘削すると どうしても、鉄分を多く含んだ水が湧き出てくることになる それをろ過しているとはいえ 沢にリリースすると 鉄分を多く含んでいるから 飲んでも特に問題は無いとはいえ 導水管の中が酸化鉄で真っ赤になる で! 結晶化して詰まっちゃうし 水道水として使うと 鉄製のお皿とか、鍋類とか・・・ 赤くなっちゃうんですよね しかも結晶して、ガリガリとした感じになって・・・ って! 自分が奥多摩時代に勤めていた会社も 公営水道ではなく、その辺から湧いてる沢の水を簡易浄化装置で濾過した水だったから 電気ポットの中が あっと言う間に 真っ赤に結晶してしまって・・・(笑) 結構 すんごかったよ!(笑) 鉄の味はしなかったけどね って話は置いといて! この・・・ 橋の手前の平場 元々は何かの施設があったのか? あるいは旧道跡か? 相当昔に廃棄されたドラム缶が土砂に埋まり掛けていますが まあ その周りは 既に木が生えてしまっていた 何の痕跡も残ってないのですが・・・ 昭和50年の国土地理院地図によると その当時は、この2つの橋が掛かれていなくて 神流川の右岸を道路が進むような地形が描かれているんですよ!! まぁ、あまり当てにはならないのですが 戦前の地形図でも 道は右岸を通っているので 間違いなく ココは旧道跡と考えても? って! 右岸にも 導水管を釣るために使ったワイヤーが残っているので やはり 旧道は右岸を? とは言え、この橋 竣工の年月日は掛かれていないけど 昭和30年代から40年代のモノではないかと思うんですけど・・・(焦) とは言え この先の区間 とても川が荒れることが多かったらしく そして、右岸のも枯れ沢が何本も通っているので 土砂崩落の巣になっているっぽいので(怖) 道路の付け替え工事が行われたのは間違いないです が・・・ 正しい時系列・・・ あ! このブログで時系列と言う言葉について語ってはいけないんだったっけ?(滝汗) ちなみに4年前 コロナん最中に この付近も河川改修工事が行われました って・・・ 川底をコンクリートで固めたけど 結局大自然の力前に屈して(泣) 仕方なく? せっかく張ったコンクリを剥がしただけとも言う? まあ深い事を考えるのは また別の機会にするとして 橋を渡って先に進みます すると! 昭和57に建てられた 当時の看板がありました 文字が薄れてしまっているので 一部を修正していますが 水色の丸がしてあるのが現在地です で! オレンジ色の丸が 今回のスタート地点 って! ココに 「すぐ引き返せ」と書かれた看板が付いていた作業道の入口があって橋の右側にある沢の先に 字赤岩日陰と書かれているのが見えると思いますが そう ココがSS級ルートとして、某山岳誌にのったコース 登山用のザイルを携行して ハーケンを打ちながら岩を登って 両神山まで直登するするルート発見しちゃったぜ! と・・・ 自慢げに書いちゃって あとで、アホな「自分もイケる」と思い込み系の登山者が殺到したという(困) こんな所に ルートとしてではなく 位置的なものが描かれていたとは! まあ、その話は関係ないから置いといて! 昭和50年調査の国土地理院地図に 旧道が神流川の右岸を通っていたと描かれてて・・・ そして、この看板が昭和57年に設置されたモノ で・・・ ちゃんと、一旦左岸を経由するために 橋を2つ渡る 色々と端折り過ぎてる所もあるけど まあ、この当時 確かにルートが現在のモノに変わってた と そして! 道伸橋へと・・・ って! ちょっと前回がトラウマになってて(匂) またココで 動物の脚とか落ちてないか? ちょっと疑心暗鬼になって 思わず匂いを嗅いで・・・ うん! また大丈夫だな? って言うか、一旦上まで登っていき時に通って 確認したから 今、殺られたばかりの野生動物の残骸とかが 突然のように転がってるとか そう言うのは大丈夫ッポイ? とりあえず一安心して! 道路脇の木製の電柱で心を和ませて そして、気が落ち付いたところで? 次回! 恐怖の砂防ダムが、さらに危険度を増してる?にほんブログ村