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テーマ:今日の出来事(287536)
カテゴリ:暮らしのなかで
ちょっと文化の香りもしたりして。 今日は、愉快な仲間の、ブロガー「ドロップ」、「にゃむっさん」と 八面六臂のコメンテーター「ピーチク」と通りすがりの 「アムロ」等と吉祥寺シアターにて観劇です。 * 平田オリザ:作、演出 青年団公演【ソウル市民三部作】より 《ソウル市民昭和望郷編》 * 物語は 1929年10月24日の京城(ソウル)の潤沢な 文房具店の栄枯を軸に様々な人々の 植民地支配模様を提示していくものです。 * と、いうと堅苦しいのですが、 そこはオリザさん、とってもヤワラカ頭です。 このヤワラカであるということはとっても大切 なことですね。 笑いながら関東大震災後の朝鮮人への冒涜がいかがな ものであったかしらしめていく。 笑いながら考える余裕をもたせる。 * こういうのって「高等」ですよね! * 実はね、この劇には合気道のお朋達が出演 していたんです。 劇団青年団の女優さん「渡辺香奈」ちゃんです。 劇中では朝鮮人女中・文子役です。 それがね、たくさんの出演者の中で一番上手でした! とても「素」なんです。 仕種も声も可愛かったですしね♪ アリランの踊りもやわらかくてやさしくって もっともっと見ていたかったのですがすぐ終わっちゃい ました。 * 三部作中の第3部だったので幕がおりてもわからないことも あったのですが、「袴田さん」という人物がいけすかないこと、 そしてこの「袴田さん」がアメリカ発の世界大恐慌で無一文 になることはわかりました。 * でね、終わってロビーに出るとオリザさんがおいでで 大きな声ではいえませんが、すんごく小柄な方でした。 でさ、外にでると「袴田さん」がいて、やはり観に来てた トムヤン君いわく「袴田は実にいやな男だな」ですって。 そいで歩いているとマムたちの前を出演者で準主役級の 「サイゲン」さんが劇中のかっこうのまま駅に向って 歩いているの。 * 地元密着普段着劇団って感じでした。 * これも大きな声でいえませんが、ピーチクったら 時々、寝てました。一番前の席だというのにね。 * そいでマムは、いつもなんかあるんだなあ。 一番前の席で皆と並んで座るときいていたにも関わらず 係りの人に通された席は吉祥寺シアターのチベット! 2階の隅。いじけて、 途方にくれていると階下よりマムさんコール! なんと係りの人の勘違いでした。 年とって必要以上にひがみっぽくなったマムは 大安心です。 * 帰りにはドロップより本家本元の 「ごきげんよう」を聞きました。 実はマムの口癖は「ゴキゲンヨウ」。 ピーチクに言わせると,セレブ感まったくなし とのこと。 本家本元の「ごきげんよう」は感情をこめず 抑揚なしで言います。 するってえと「セレブ」っぽいです。 * てなわけで観劇からごきげんようまで なんと奥の深いマム♪ さっ、それではみなさんご一緒に 「ゴキゲンヨウ」。 * ノウ、ノウ~。 感情をこめず平坦に ゴキゲヨウ 。 写真は劇が始まる前に携帯で撮ったものです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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