∞ My Life As A Nomad ∞
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くあどろ
通訳などしながら鍼灸師を目指す日々でございます・・・・
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今日はお茶会がありました。 日本に来て間もない生徒が行きたいというので連れてゆきました。 この古い館の中に茶室があります↓庭のつつじが綺麗でした 生徒です↑美しく気品のある人です。大学にチェロを教えに来ました。 ドイツでは名の知れたチェロ奏者らしいですよ。 音楽家なので耳が良く、語学のセンスがあります。日本語も覚えが早いです。 芸術家なので茶の心もすんなり感じ取ったようです。 和敬清寂の精神・・・ たまにお茶の席に来ると、日本人でよかったと心から思えます。 「わび」「さび」の心の凛とした美しさ。 日本文化の深さ、奥ゆかしさを誇りに思います。 やはりDNAに禅の心が継承されているに違いありません。 茶道、武道、書道・・・道のつくものはすべて美しいと思います。 それは文化の粋にとどまらず、人の生き方という哲学だからです。 人は道を極めるために一生をかけてこれを学んでゆくのです。 茶室、作法、小道具、挨拶・・ 一つ一つの要素に含まれた意味、茶の心について とくとくと英語で薀蓄をたれるのには、ちょっぴり骨が折れました。 しかし、私の知っている知識なんて何百分の一レベルなのです。 もっと知らなくてはならないと反省しつつも、 あらためて、簡単には知りえない日本文化の深さを誇りに思います。 言葉を教えるということ。それは、別の意味でその文化を伝えるということです。 ちょっとしたフレーズに含まれる日本人的思想、 そのルーツ、考え方、世界観。 私はやはり日本語を教えるのが好きです。 多分それは日本文化が素晴らしいものだと分かっているからです。 良いものを伝えることができるのって、ちょっとした幸せですね
国後島-6- 北方領土で日本語を教える Oct 4, 2009
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