テーマ:たわごと(26857)
カテゴリ:雑学日記
さてさて、
いずれは日本刀の話題を書こうとは思っていたのですが、 なかなか書けませんでしたね~ まあ、単なるたわごとですが・・・ 私のブロ友さんの日記にたびたび下ネタで登場する刀匠正宗、 謎の多い刀匠で、実はいなかったのではないかという説まであります 現在正宗の作と思われる刀で国宝の指定を受けているものは4口 2口は東京国立美術館所蔵、1口が文化庁所蔵、1口は前田育徳会所蔵です これ以外に短刀が5口あります 正宗には本人が銘を入れたと思われる刀が1口もないんですね、 もし銘のある正宗があったらそれは偽物であると言われています。 これは国宝指定の4口も同じ・・・ 正宗は相州伝の刀匠、合わせ鋼の技術を確立した刀匠とも言われていますが、さてどうなのでしょうね~ 正宗以外に国宝指定の有名な刀と言えば何でしょうね~ まず思いつくのは・・・ 童子切安綱 酒呑童子の首を切り落とした伝説の刀ですね~ 天下五剣の筆頭です作者は大原安綱、これも東京国立美術館所蔵ですね 大原安綱は伯耆国の刀匠、個人名が確認されている刀匠では日本最古の刀匠の一人ですね~ 後は~ 大典太光世 加賀前田家に伝わる刀ですね~、これは前田育徳会所蔵です これも天下五剣の1口、作者は三池光世、筑後国の刀匠です、この人も謎が多い人で銘が彫ってあるのはこの大典太のみ・・・ 他には~ 大包平 備前三平の一人包平の会心作、美術的評価は童子切安綱と並ぶ日本刀の横綱です この刀も・・・東京国立美術館所蔵、元の持ち主は池田輝政ですね、 でこれらの刀、実際によく切れたのかというと・・・ まずは童子切安綱は・・・元禄年間に津山藩で行われた試し切りに使用され 罪人の死体6体を一刀両断にしその下の土壇にまで切り込んだとか・・・ なんとも恐るべき切れ味・・・ ちなみに当時は試し切りと言えば処刑された罪人の体を使うのが一般的でした、 土壇って分かりますか、処刑場の地面のことです、土壇場の土壇はこれのこと、処刑場に座らされている訳ですからもう後はありませんね~ 次に大典太光世・・・、これは懐宝剣尺で有名な山田浅右衛門が試し切りしてますね~ これも試し切りで死体2体を両断3体目の背骨で止まったそうです・・・ これもまたとんでもない切れ味ですね~ 大包平は試し切りで使われてないので不明、池田輝政も実戦で使った記録がないんですよね~ まあ美術的価値も高い名刀、実戦で使うようなことはなかったのかもしれませんね~ 最後に雑学豆知識、処刑の打ち首と切腹の介錯の大きな違い、切腹の介錯は苦しみを長引かせないための情、処刑とは違いますそのため首の皮一枚残して抱き首にするのが一般的です、とても技術のいることなんですね~、 これは切断した首が土や砂で汚れるのを防ぐため、処刑とは違うんですね。 今日はちょっと血なまぐさい話になりましたが・・・ まあ刃物のお話なんで、日本刀は武器ですしね。 ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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