テーマ:簡単レシピ(3383)
カテゴリ:食べログ(簡単クッキング編)
今日は食べログです、
新潟は下越、村上地方の郷土料理「鮭の焼き漬け」の作り方を紹介しましょう。 材料は・・・ 当たり前ですが鮭、生鮭を使ってください、塩引きはダメ・・・ 出来れば地元の鮭を使いたいところでしたが今年はなかなかいいのが出回らないので、 今回はその辺の適当な生鮭・・・ アラスカの「キングサーモン」やヨーロッパの「トラウトサーモン」でも大丈夫・・・ 郷土料理ですのでお勧めは銀鮭あたりかな・・・ それに日本酒・醤油・味醂です・・・ 日本酒は・・・ 頂き物の地酒・・・ もちろん日本酒であれば結構ですよ、新潟産でなくても美味しく作れます、 では作り方を・・・ まずは鮭を素焼きにします、 このままお醤油をかけても美味しそうですがそれでは焼き漬けになりませんので我慢我慢・・・ 表裏こんがり焼きましょう、 焼きあがったら・・・ 漬けダレに漬けこみます、漬けダレはあらかじめ作っておいて、焼きあがったら熱いうちに漬けこみます、 漬けダレの作り方は人によってかなりまちまちですが、 今回は醤油2・酒2・味醂1です、 分量的には醤油、酒が100cc、味醂が50cc これは鮭3切れ分くらいの分量です、鮭が完全に漬けこめるくらいの分量を用意しましょう。 漬けダレは好みによって醤油・酒・味醂、同割でもよいですし、 醤油・酒の同割でもよい、まあこの辺りは好みで調整していただいて構いませんよ、昆布を入れて昆布醤油にしてもよい・・・ このタレは、イクラの醤油漬けなんかにも使えます、 ただし、どの比率で作ったところで大量の日本酒が入りますので下戸の方にはちょっと酒がきついかもしれませんね・・・ ついでなので下戸・子供用のレシピも紹介しましょう、 調味料の比率は上と一緒です酒の量は減らしません、減らしたら美味しくないからね・・・ ただし・・・一度火入れしてアルコールを飛ばします、これで酒の風味は残しつつ、アルコールっぽさがなくなります、子供でも食べられる・・・ 実はレシピといっても・・・ これで完成です、 この料理は本来保存食ですのでそれなりに日持ちもしますが、まあ漬け過ぎはしょっぱくなりますので数日で食べていただくのがよろしいかと思います、 冷蔵技術がないころはこうして漬けた鮭を台所で1ヶ月以上保存していたそうですよ、秋に獲れた鮭をこうして漬けて正月に食べる、新巻鮭と同じく保存食なのですね、 鮭の焼き漬けはご飯の友にも酒の肴にもよいのですが、 同じタレでイクラの醤油漬けも作れますので焼き漬けを使った丼物を一つ・・・(画像なし) この焼き漬けの身をほぐして、ご飯の上にのせ、その上からイクラの醤油漬けを御飯も鮭も見えなくなるくらいたっぷりとのせる・・・ 鮭の親子醤油漬け丼です・・・・ この焼き漬け、良い鮭が手にはいったらお使い物にする予定でしたが、今回は適当な鮭なのでご自宅用です・・・(笑) 一般に漬物というと野菜のイメージですが 漬物というのは「味噌」「醤油」「塩」「油」などに漬けて保存性を高めた食品のことですので この焼き漬けも立派な漬物です、 鮭で作るのが一般的ですが、鯖、鰤、烏賊、鱈なんかでも作れますよ。 今日は「鮭の焼き漬け」のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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