カテゴリ:行動のポイント
今月号の「生活の発見誌」の記事の紹介です。
普通に考えるとうまくゆく自信もないのに、そんな安請け合いをして大丈夫なのという声が聞こえてきそうです。 森田先生の話です。 呉先生から、旅費が余っているが誰か調査に行きたいものはないかと聞かれたそうです。 森田先生はその時はどこで何を調査するという腹づもりはなかったそうです。 まずその機会を取り込んでおいて、後で考えるというのです。 神経質な人はもし失敗をするとどうなるんだ。 人から批判されたらいやだとか考えて躊躇してしまいます。 森田先生は、結局このお金を使って生まれ故郷の犬神つきの研究をされたことはよく知られています。 森田先生の同僚は、まず、自分が何を調査し、そのお金をどう使おうかということを考えて、目算が立ってからイエスと答えようとしますから、間に合うはずはなく、あとになってあの時に引き受けておけばよかったと残念がるのです。 ここの入院患者でも、私が何か仕事を見つけて、「だれかやる人はないか」と聞くと、聞かないふりをしたり、わざとうつむいたりする人がいる。こうゆう人はなかなか治らない。 イエスと答えた後は、もはやのっぴきならない背水の陣です。運命を切り開いていこうとする人は、この境遇を作らなければいけません。 私たちは頭でできると確信が持てなくては、体が動かないのです。全部そうしなくてもよいと思いますが、とにかく尻軽に体を動かす。理屈より行動。この生活態度が大切だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.08 19:26:24
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