カテゴリ:物の性を尽くす
森田先生は朝の洗面では、洗面器一杯だけの水で済ませるように言っておられます。
これに取り組んでみました。でもうまくゆきません。 まず歯磨きをします。水道から水を少しだけ出して歯ブラシを湿らせます。 森田先生の指導では歯磨きはなにもつけなくてもよいといわれています。これはまずできません。歯磨き粉は必ずつけます。よく泡立ちます。歯磨きが終わるとコップに一杯水をとります。口を丁寧にゆすぎます。口の周りには歯磨きの跡がついています。 次に洗面器に一杯だけ水を入れます。まず口の周りについて歯磨きの跡をきれいに流し落とします。それから顔を丁寧に洗います。森田を学習する前は水道の水を出しっぱなしにして顔を洗っていました。これが当たり前と思っていました。この点少し変わりました。今時期はよいのですが、冬は水が冷たいので大変です。我慢するしかありません。毎日のことなので365日続けるとちりと積もれば山となるかもしれません。 森田ではこうしたちょっとしたことを実践することによって、自分を活かし、人を活かし、物を活かし、時間を活かし、お金を活かすことを身につけて、森田的生き方を体得していくのだと思います。 一杯の水を大切にできない人が、自分を大切にして再評価すること、最大限に持てる能力を伸ばすことは難しいと思います。森田先生の目の付けどころに拍手です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.06 18:02:51
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