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森田理論学習のすすめ

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2013.11.08
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カテゴリ:森田番外編
昨日の投稿の続きです。
橘曙覧は子どもたちへの遺言にこう言い残している。
「うそいうな。ものほしがるな。体だわるな(体を怠けさせるな)。求むるはただ至誠の二文字」

これを森田理論で考えてみよう。
まず、うそをいうな。
神経質な人は自分をよく見せるためや欠点や失敗を隠すために、事実を隠したりうそをついたりする。橘曙覧は事実を事実のまま受け入れて、どんなに不快なことであっても事実に服従して、あるがままに素直に生きていきなさいといっています。自然に服従するということです。

物を欲しがるな。
日本人は1960年以降、戦後の貧しい生活から抜け出し、物質的な豊かさ、快適さ、便利さを追求してきた。
欲望が次の欲望を産んで、欲望の暴走が加速度をあげて突っ走ってきた。
それこそが人間の幸せなのだと信じて疑わなかった。
その結果生活はなに不自由なく暮らしてゆけるようになった。
ところがよい点もあったが、失ったものがあまりにも多かった。

仕事に追いまくられ、家族や身近な人たちとの交流はなくなり、心が満たされることがなくなった。
健康問題や地球環境は回復不可能なほど病んでしまった。
こういう生き方は、欲望のみが暴走している社会ではなかろうか。バランスが悪い社会だと思う。

体を怠けさせるな。
体を怠けさせると筋肉が衰えてくる。頭を怠けさせると脳細胞はしだいに死んでいく。そして認知症などになる。
人間一生涯、心も身体も健康でありたい。自由に体が動き、頭脳明晰でありたい。
心の健康を維持するためには、多少の日常生活上の問題、不安、ストレスが必要である。
不安の全くない社会は、不安定だということにやっと気がついてきた。
また目標を持ち、運命を切り開いてゆく生活態度が大切である。

この3つは森田理論で修養してきた人は、日常生活に取り入れておられることと思う。
さらに学習して、心豊かな人生を築いてゆきましょう。





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Last updated  2013.11.08 07:42:55
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