カテゴリ:「かくあるべし」の発生
ヨーゼフ・キルシュナーという人は「人にふりまわされずに生きる13の法則」の中で次のように言われている。
重大な決断をするときは選択肢を2つ以上用意しておくことが大切である。 具体的に片思いの例で説明されている。 ある男性が女性を好きになったとする。 その女性がいない生活なんて考えられない。 もしふられたら、絶望して死んでしまいたいと思う。 女性は、この男性の一方的でしつこい誘いにうんざりしてしまう。 そして男性は気を引くために女性の言いなりになる。 気持ちの余裕を失うだろうし、やたら嫉妬するようになるかもしれない。 女性はいろいろ口実を作っては、男性からの誘いから逃げようとする。 逆に男性は必死になって、女性を引き付けようとする。 そのうち、男性はふられたことに気づく。 絶望だ、自殺さえ考えるようになる。 そしてこんなことになったのは相手の女性のせいだと考える。 あるいは「ぼくはそういう運命なのだ」と思い込むようになる。 だがこの男性がこんなふうに思い込むようになったのは、そもそも「付き合いたい女性」「好きな女性」が一人しかいなかったせいだ。 もし2つ以上の選択肢を持っていたらどうだろう。 無意味に絶望しないですんだだろう。 幸せな人生をおくりたいなら、あまり一つのことを思いつめないことである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.01 06:49:18
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